平成30年12月定例会 箕輪町議会会議録1.招集年月日 平成30年 12月 10日 午前 9時00分2.招集場所 箕 輪 町 役 場3.会議を行った場所 箕輪町役場議場4.開会、閉会日時 ┌───┬─────────────────────┬───┬───────┐ │開 会│ 平成30年12月10日 午前9時00分 │議 長│ 木村 英雄 │ ├───┼─────────────────────┼───┼───────┤ │閉 会│ 平成30年12月10日 午後4時42分 │議 長│ 木村 英雄 │ └───┴─────────────────────┴───┴───────┘5.出席並びに欠席議員 出席議員 14人 欠席議員 0人 ┌──┬─────────┬─────┬──┬─────────┬─────
┐ │議席│ │ 出 席 │議席│ │ 出 席 │ │ │ 氏 名 │ 欠
席 │ │ 氏 名 │ 欠
席 │ │番号│ │ の 別
│番号│ │ の 別 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 1 │ 小島 常男 │ 出 席 │10│ 小出嶋文雄 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 2 │ 大槻 金吾 │ 出 席 │11│ 松本 五郎 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 3 │ 荻原 省三 │ 出 席 │12│ 唐澤 敏 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 4 │ 釜屋 美春 │ 出 席 │13│ 中澤 清明 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 5 │ 向山 章 │ 出 席 │14│ 伊藤 隆 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 6
│ 下原甲子人 │ 出 席 │15│ 木村 英雄 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 8 │ 浦野 正雄 │ 出
席 │ │ │ │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 9 │ 唐澤 千洋 │ 出
席 │ │ │ │ └──┴─────────┴─────┴──┴─────────┴─────┘6.職務のため議場に出席した事務職員の職氏名 ┌────────┬─────────┬────────┬─────────
┐ │事務局長 │ 田中 幸二 │書記 │ 小松 直美 │ └────────┴─────────┴────────┴─────────┘7.説明のため出席した者の職氏名 ┌────────┬─────────┬────────┬─────────┐ │町長 │ 白鳥 政徳
│文化スポーツ課長│ 唐澤 勝浩 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────┤ │副町長 │ 白鳥
一利 │建設課長 │ 唐澤 紀朗 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │総務課長 │ 中村 克寛
│水道課長 │ 日野 和政 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │税務課長 │ 深澤 一男
│会計管理者 │ 唐澤久美子 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────┤ │みのわの
魅力 │ 社本 雅人 │教育長 │ 唐澤 義雄 │ │発信室長兼
│ │ │ │ │政策調整担当課長│ │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │住民環境課長 │ 小澤 雄一
│学校教育課長 │ 柴 敏夫 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │福祉課長 │ 安積 真人 │代表監査委員 │ 松本 豊實 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │子ども未来課長 │ 北條 治美
│監査委員事務局長│ 田中 幸二 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │健康推進課長 │ 柴宮まゆみ │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │産業振興課長 │ 三井 清一 │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │商工観光推進室長│ 山口 弘司 │ │ │ └────────┴─────────┴────────┴─────────┘8. 会議事件及び議事日程 平成30年12月
箕輪町議会定例会 議 事 日 程(第2号) 平成30年12月10日 午前9時 開議 日程第1 一 般 質 問 議事のてんまつ
◎
田中議会事務局長 開会前のあいさつを取り交わしたいと存じます。ご起立願います。[一同起立]おはようございます。[一同「おはようございます。」]ご着席願います。[一同着席] 午前9時 開会
○木村議長 改めてましておはようございます。二十四節気、大雪も過ぎ、目に見えて冬の到来を感じる今日この頃であります。寒さも日に日に増しており、体調を崩しやすい季節となりました。体調管理には十分ご留意いただきたいと思います。 さて、今日から2日間は一般質問であります。議員の皆様方には闊達な議論をお願いをするところでございます。 ただいまの出席議員は14人であります。 本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 本日の議事は一般質問であります。質問の順序はお手元の一般質問通告書のとおりといたします。この順序により発言を許します。本定例会は一問一答方式により行います。質問者は質問席でお願いをいたします。答弁者は初回の答弁のみ演壇で行っていただきまして以後は自席でお願いをいたします。質問時間は答弁を含め1人55分とし、55分を過ぎてからは質問の答弁のみといたします。質問回数につきましては時間内であれば無制限といたします。持ち時間終了5分前になりましたら議場にアラーム音を流しお知らせをいたします。質問並びに答弁は通告内容に沿ってなるべく重複しないよう具体的かつ簡明にしていただくよう特にお願いをいたします。また、質問者、答弁者はマイクを近づけて質問、答弁を行ってください。聞き取りにくいときはその都度マイクを近付けるよう申し上げますのでよろしくお願いをいたします。 それではこれから一般質問を行います。質問者を指名いたします。14番 伊藤隆議員
◆14番(伊藤議員) 12月定例会本会議一般質問のトップバッターで質問をさせていただきます。少し緊張気味ですがよろしくお願いしたいと思います。また、少し私、体調を悪くしておりまして途中でせき込むこと等もありますが、そんな失礼をお許しいただきいと思います。まず町長2期目の方向性についてを質問させていただきます。町長は先般の選挙におきまして対抗馬の出馬がなく無投票ではありましたが、ご当選大変おめでとうございました。12月議会初日の3日の開会の冒頭、力強い所信表明のお言葉をお聞きし、1期目の4年間では就任当初に自分としてやりこなそうと思っていたことの90%くらいはできたのではないかとのお言葉がありました。町民の間でも4年間を振り返ったときよく人の話を聞く耳を持ってくれる、また議会との連携も話し合いの中に入ってよく聞いてちゃんとした回答を出しているのではないか、また前と比べてはいけないが人当たりが全然違うというような話をよく聞きます。2期目ということでますます大変な課題が多くなり、いろいろな面で重りのことがあるかと思います。気を引き締めて今後4年間を乗り越えてもらいたいと思っております。そんな中で5つの基本的な姿勢、重点的な取り組む10の分野や事業などを基本政策として今後の方向性を示しましたが、この5つの基本的な姿勢とは具体的にどのようなことを表明していくのかをお尋ねいたします。
○木村議長 答弁を求めます。町長
◎白鳥町長 町の方向性というご質問を賜りました。今回の町長選挙でございますけれども、投票という形ではありませんでしたけれども町民の皆様からご信任をいただき改めて感謝を申し上げます。町民の皆様、また議会の皆様、町職員とともに歩んできました4年間を一定程度評価をされたというふうに考えておりまして、新たな4年間につきましてもお尋ねのように課題は山積みでございますけれども決して初心を忘れることなく全力で取り組んでまいりたいと思います。議会の皆様のご支援もお願いをするところでございます。まず方向性ということでございますけれども、私といたしましてはこれについては一貫をしているわけでありまして、町として町民満足度の高い分権型の行政運営を行う中で優しく快適なまち、住みたい、訪れたいまちづくりを進めること、また将来の箕輪町を担う地域人材を育成すること、またバランスのとれた産業構造のさらなる進展を図ることなどを政策の柱に据えながら少子化また高齢化、人口減少対策に取り組んでまいります。今回の町長選挙では「希望を持てるまち」へというひとくくりで表現をさせていただいた部分がございます。副題の中では子育て、教育からいきいきシニア、そして介護、また合わせて産業のあるまち、快適な暮らしのあるまち、これを希望の持てるまちとして基本政策といたしました。これも基本的には今までと同様だと思っていただいて構わないというふうに思います。町では第5次振興計画にあたりまして今後生産年齢人口の減少による税収入や担い手不足による地域コミュニティの弱体化、こういったことが懸念をされるという時代認識の中で町の総合計画として初めて人口減少を想定をして基本構想、基本計画策定をして3年目に入るわけでございます。基本的な町の方向はこれから示されていくわけでありますけれども、少し具体的に申し上げますと一つは町の力をどうやって蓄えるかということであります。平成の合併から10数年を経過いたしまして自立を選んだ自治体として財政構造を含めまして自立した自治体としての力がなければ今後対応できないということがございます。もう一つは箕輪町も高齢化が一段と進んでスピードとレベルにおきまして経験したことのない高齢社会を迎えてまいります。社会が縮小する傾向にあることは間違いないわけでありますけれども、今までの行政サービスをどうやって維持をしていくか、こういったところに主眼を置いて方向性を決めていかなければいけないというふうに思います。 もう1点は行政がすべてそのサービスを行うという固定観念を脱却をして区や常会でありますとか町民の皆さんそれぞれが行政の一翼を担うそういった社会を構築していかないといけないと、これについてやはり住民の意識の問題がやはりでございまして、町民の皆さんの意識改革というようなこともお願いしていくということになろうかというふうに思っております。個別の5本の基本政策につきましてはご覧いただいたとおりでございまして、特別今申し上げたことを念頭に置きながら5つの基本的な政策の方向性を示すために書かさせていただいたということでございます。ご理解を賜れればというふうに思います。
○木村議長 伊藤隆議員
◆14番(伊藤議員) 町では第5次振興計画を掲げ「みんなで創る未来につながる暮らしやすいまちを目指していく」と謳っております。町長は今、町の中で近々に改善をしなくてはならない課題を例えば上位から挙げていくとしたならばどのような順番で改善を図っていくつもりなのか、今ご回答の中にもそのようなお言葉はありましたけれど、もしそんなようなことのお考えをどんなふうかと思いますので1期目で先送りした事業等を含めお考えを聞かせいただきたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 基本的には幾つもあるわけですけれども、一つは人口減少対策だというふうに思います。私が就任したときに
住民基本台帳ベースでおよそ2万5,500人でございました。それより少し少なかったかもしれませんけども、そういった状況の中でいかにして町の活力を維持するか、また仮に減少したとしてもそれに対応できる町をつくるかということを念頭に置いてやってまいりました。12月1日現在で2万5,040人ですか、そういった数字になっておりますけれどもこれはやはり冒頭にも申し上げましたけれども、経済回復の基調が非常に大きくてですね、転入が幾分増えている、外国人も含めてでありますけれどもそういった状況に応援をされながらということではありますけれども、移住定住というようなこともやりながらやってまいりました。そういった意味での人口対策はやはりベースにあるというふうに思っておりますので、そこをしっかりやってまいりたいというふうに思います。そういった人口対策を進める中で先ほど申し上げましたが少子化と高齢化をどのように扱っていくかということなんですが、まずは子育て支援はいろんな議論はありますけれども、やはり積極的にやらなければいけないということだと思います。それをやるのに現在のところ、保育料だとかいろんな形の受益を受ける皆さんの経済的な負担を軽減するというところに重きが行きがちなんですが、そうではなくて子育てから保育、教育までのところをですね、内容的に質のレベルを上げるということがやはりこれから選ばれる町になるためにどうしても必要なことだというふうに思っております。それと高齢化についてはやはり今28.8%、9%に65歳以上がなりました。この皆さん方がいかに元気で活力を持って地域の中で働いてもらうか、頑張ってもらうか、また楽しんでいただくか、そういった施策をすることによってはじめて高齢社会の意味合いがあるというふうに思いますので、健康寿命の延伸ということを念頭に置きながらやっていきたいというふうに思います。最初に申し上げました子ども、高齢者、そして希望をと言ったのはそんなところにありまして、希望の持てるまち、それは決して夢を持つということではなくてまさに希望を持つということでやってまいりたいというふうに考えております。
○木村議長 伊藤隆議員
◆14番(伊藤議員) 町民はかなり期待をしているわけでございます。大事な4年間でございますので頑張っていただき健康に留意されて活躍をお願いしたいと、こんなふうに思っております。 それでは次に移ります。次に
ポイントカードシステムの町中全体で取り入れて町の活性化を図っていくお考えについてお尋ねしたいと思います。以前の一般質問でも私は質問をさせていただいておりますが、現在、町の中ではメープル会による
ポイントサービスの運営が行われております。このメープル会も年々取扱店の減少等で運営にも苦労をしているとお聞きしております。数年前に何とか町の施設でも利用できるようにとお願いをし、現在は役場の住民課の窓口にて各種証明書等などの支払いだけにカードでのポイント支払いができるようになり年々利用が増えているともお聞きしております。町中での利用をもっと多くお客様へのサービスの向上をと町の運営する振興公社等々の施設等で利用できるようにすればとお願いをしてきたケースがあったわけですが、町当局としては聞き入れてくれず、その理由が面倒だからとか人の手が多くかかるからとの理由を言ってお客様に対するサービスより先にただ、ただ面倒くさがったの反対ばかりでした。お客様あっての施設運営ができ、お客様に対してのサービスの気持ちがなぜ持てないのかとつくづく私は思っておりました。現在、既に日本中の各市町村の中には町と市、また村と行政、また商工会が一体となって町中のあらゆる場所の施設でこのシステムを運用し展開しているところがあります。それぞれの活性化が進んでいるところが多くあるわけでございます。当町もぜひ研究を重ね先進地の視察等も行い早い時期に取り入れるべきと考えますが、町長のお考えはどのようなものかお尋ねしたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 メープルカードについてのお尋ねをいただきました。
総務産業常任委員会で福島県の視察があったというお話をお聞きをしておりまして、その内容について考え方について後ほど
商工観光推進室長からお話をさせていただきますけれども、メープルカードについては以前から伊藤議員からもお話をいただいて決して面倒くさいからということで振興公社のほうで取り入れていないというわけではないんですけれども、いろんな議論を重ねた中でながたの湯の運営上現時点でそれを取り入れることができなかったというふうにご理解を賜りたいというふうに思いますが、それは人的な要素が非常に多いわけでありまして人件費がやはりかなりかかる部分があるというような認識の中でそういったことをさせていただきました。せざるを得なかったというふうにご理解をいただきたいと思いますけれども、それ以外の方法で現時点では考えていきたいというところはございます。今後の消費税の導入もございますのでそういったところとですね、合わせながら考えていきたいというふうに思っております。それでは最初にメープルカードを含めまして下郷町ですか、というところであるようですのでその点についてお尋ねがあればということでありますが後ほどにさせていただければというふうに思います。
○木村議長 伊藤隆議員
◆14番(伊藤議員) 今町長から下郷町のお話ありますけど私
ども総務産業常任委員会では議長も含め8名で10月に
IC型ポイントカードシステム導入を取り入れた全町をあげて町の活性化の先進地に視察研修に行ってまいりました。その視察先の町では町長、行政、商工会、町の担当課、総勢14名が出席くださいまして今までの経緯や取り入れまでの経過をお話しし、お聞きしてまいりました。すごく町の活性化が進んでいることを強く感じたと同時にこれからの町の発展と活性化を進めるにはこういったシステム、取り組みが一番大事なのではないかと思うくらいの熱意のある説明をお聞きし感心をしてきました。その視察先は先ほど申しましたけれど福島県にあります下郷町という町でございます。人口はわずか5,800名と小さな町でありましたけれど毎年ここも人口減少が進んでいたそうです。
ポイントカード事業は当町のメープルカードと同じように約20年前、ふじっこカードとしてスタートをし、当時25店舗ほどの取扱店も組合員の減少や売り上げ減少に連動し、大幅な減少が続いていたとのことでございました。そこで
ポイントカード事業を継続するために機器の更新と合わせ時代に合った
ポイントカード事業へ昇華させる必要があると考え、町、行政、商工会が一体となり全町で使用のできるシステムを取り入れ町の活性化を図っていこうと考え研究、先進地の視察等を重ね平成28年度に地域・
まちなか商業活性化支援事業にエントリーをしようと立ち上げたとのことでございます。昨年10月5日に新カードの「しもごろーカード」として事業がスタートしました。町中のどこででも買い物等にポイントが付加してもらえ、どこででも買い物ができるシステムで町中にあるコンビニ、大型店、コメリでしたけれど、またガソリンスタンドはもちろんのこと、町の振興公社の運営する温泉施設や宿泊施設、道の駅などあらゆる場所でのポイント付加はもちろんのこと、地域にあります銀行の定期預金の景品に
ティッシュボックスを配るよりカードにポイントをしようということで500ポイントなどの付加をしたり、郵便局では1日1回来店をするだけで1ポイントの付加をするサービスがありました。ひとり暮らしの高齢者の安否確認をする見守り機能もできるシステムになっているのです。また、町の健康ポイント、こういうポイントカードがあるんですけどこのカードを発行しまして健康診断やがん検診ほか、健康教室に参加するだけでポイントにスタンプをこの裏ですけどこういうふうに裏へポイント押印し、10点満点になると町内で500円分の買い物ができるポイントをカードに付加してくれると画期的なシステムにもなっていました。当町でも行っていた高齢者の奉仕活動などで今まで出していました箕の券的なものもすべて個人のカードにポイントとして打ち込んでいただけるため券の作成コストや振り込み等の手間や無駄が省けるということでございます。そのため町ではカードの専門職員を1人商工会へ送り込み、町で振り出すポイント負担分の費用を含め人件費を含めて約400万円のお金を商工会へ補助金として繰り出しているとのことです。私が電話で11月の末に問い合わせたところ現在は87箇所、店舗、施設を含みますけれど87箇所に増えてカード会員も6,000名を超える勢いで町の人口の85%以上の方がカードを持参し、町外の町や村の人もこれは特だと持参する方が増えているそうです。そのため町外からの買い物客も増えてスタンドでガソリンを入れるのにわざわざ来る方、またわざわざポイントを受けられるからと町外からコンビニに来る方も増えているとのことでございます。町長は今年度の見通しでは人口の減少もなく、逆に今年は人口が増えることになると言っておりました。また、町税も試算ではありますが約20%の増になりそうな見込みだと言っており、このカード事業を町、行政、商工会で一体となって取り組んできて良かったと申しておりました。また、カードに附属する電子マネーの機能を使い商工会等で指定し、ますプレミアム商品券などをカードにポイントすることを検討し、電子マネー化が可能になれば券の発行費用などのコストもカットでき、管理も容易になるしさらにサービスの向上も期待できると申しておりました。また、携帯電話などを持たない子どもや小学生や学生が家族に下校をメールで知らせることのできるシステムや安心ポイントの発行など、いろいろなことが可能なシステムの利用ができる特典もあるそうです。特に当箕輪町では
セーフコミュニティの認証を受け、安心・安全のまちを強く謳っている町として言葉だけの
セーフコミュニティでなく有効なシステムを利用し、より強い証言をしていただきたいと思います。以上、私たちの視察研修で学んできたことを十分ではありませんが申し上げましたが、とにかくこの町では町長はもちろん行政に携わる多くの皆様、商工会長をはじめとする各役員が本気でやる気になって町の活性化を進めているなとつくづく感じました。お言葉の中にとにかくダメだろうとかうまくいかないのではなどという否定的な考えを持たず、よし、みんなで頑張ってやるぞという前向きな考えでないとダメだとも言っておりました。町長、どうか当町でもこの町のように前向きな考えで町の発展を増進させるためにも
プロジェクトチームを発足させ、研究また視察をし、今でなければダメなのですという合言葉に進めていただくことをお願いしたいと思いますがお考えをお聞きかせいただきたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 下郷町のそのカードについてはお話を伺いました。また、担当課からも説明をいただきました。初めてお聞きをしましたけれども、決してカードシステムについて論評することちょっと私今の段階で正直わからないところもありまして説明できない部分もあるんですけれども、一つは商業者の皆さんがそういった考え方の中でまとまりを持って実施をしていくのにカードがあれば商業の発展がある、地域の発展があるというのはそれは私はそんなふうには考えておりません。一つの手段として全体の中でいろんな様々な工夫や議論を重ねて地域の活性化をするための手段としてお考えということであればそれはまた考える要素があろうかというふうに思いますけれども、メープルカードを何かすればそういった今伊藤議員さんのおっしゃったような方向に町がいくというふうには今のところは私は思えないのでそういった意味での考え方は私は持っておりません。ただ、一つ言えますのはメープルカードを今後どうやって活用していくかという中に一つのアイディアとしては確かにありますね。アイディアとしては面白いアイディアが入っているというふうに思います。一つは買い物ポイントとか来店ポイントとか、今言われたような健康ポイントも町では一定の方には1,500円というものを出してるわけですので、それをポイント化することはできるんだと思いますね。そういったことを取り入れるということはこれから考えていきたいなというふうに思っておりますが、この下郷町のような人口、またはまとまりのあるコンパクトな町の中でできることなのか、箕輪町のような経済圏はほぼ上伊那全体に入っていて多くの来客もあるし、逆に商業圏として伊那市や諏訪、商業圏として吸い込まれている部分もあるという中で、こういったものが1町村でやった場合の効果というのはどうなのかということは考えなきゃいけないものですから、一概には申し上げられませんけれども、アイディアとしては非常に面白いというふうに思います。 もう1点、電子マネーをどうするかとか今モバイル電子決済、電子決済が行われていること、それとマイナンバーカードで決済をする時代がいずれ来るんだというふうに思います。消費税の問題もありますし軽減税率の問題もありますので、そういった中で町が作ったカードがどういった形で使われているかということも考えないと全体で取り入れというのは私はまだまだ難しいんではないかというふうな感じをいたしました。しかし、視察をされた町長さん、または商工会長さんの意気込みたるやすごいものだというふうに思いますので私も少しそれについては勉強させていただきたいというふうに思っております。
○木村議長 伊藤隆議員
◆14番(伊藤議員) 当然、ここの下郷町におきましても「ふじっこカード」というものから町が商工会の主体ということで「しもごろーカード」というのに変わってきたわけです。もしそういうような場面になったときには、これはメープルカードという名前が良いのかどうかということは別としましてそういう前向きな姿勢でぜひ研究、それから視察等を掲げながらますます全国的には増えていくというような状態が今ありますのでまたこの今の機器の入れ替えの時期ということも聞いておりますのでちょうどタイミングよく国の補助金等も出る場面もあるそうですので研究していただければありがたいと、こんなふうに思ってこの質問を終わります。 次に、夏休みを増やす為におよぼす小中学校の普通授業の対応についてをお尋ねいたします。全国に比べて短い県内の公立小中学校の夏休みについて県の教育委員会が期間延長を市町村に促す方針を固めたと新聞紙上等にありました。学校の裁量を決める一部の市町村教育委員会から懸念の声が上がるとのことで最終的には各市町村の教育委員会が決める形を取るとのことですが、当町の教育委員会ではどのようなお考えをお持ちなのか、現在までにこのことにつきまして検討がなされてきたのかをお尋ねしたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 広報と言いますか広聴の部分、これは町の情報をいかに町の内外へ発信をするか、それが行き届いてるかというその辺の成果を踏まえてということになろうかというふうに思います。今釜屋議員から様々な手段等々のご説明はありましたので、どちらかと言いますといただいた意見を町の役場の中でどんなように活用してるか、連携を取ってそれに対応しているかということの方が実は大事な問題だというふうに思いますけれども、現在の中で全て町民の皆さんのご意見をいただけているかというとなかなか難しい部分があります。そういった意味でこれ町長への手紙というふうには書きましたけれども、これは制度設計をしておりませんのでこれから考えていくわけですけれども町長の手紙にするのか、町への手紙にするのか、それはいいんですけれども全戸配布をしたすべての方から提案でも要望でも、また希望でも感想でも構わないんですけども、そういったものをいただいてそれを町の中で検討をしていくと、そういうことをしていきたいというふうに考えております。現在のものは十分でないという判断でさせていただくものであります。また、広報・広聴アドバイザーでありますけれども最近「広報紙みのわ」につきましては大分充実をしてきてるという判断をしておりますけれども、それ以外の広報部門については報道機関の皆さんにも町の今の広報のあり方、またプレス発表等についてのご意見もいただきながらまだまだ十分でないというふうに考えております。この部分は町の職員ではなかなか十分対応できない部分もありましてアドバイザーとするかどうかわかりませんが、専門家の意見もある程度取り入れながら町のあり方をどうやって発信できるのかということを考えていきたいということであります。いずれも4年間取り組んできましたけれども、なかなか充実をしないというふうに私自身は思っておりますので、そんなところに力を入れてまいりたいというふうに考えております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) ただいまあらゆる方法で町民の声を聞いていこうという意気込みが感じられておりますけれども、1回の広報の中に取り込むという形でしょうか、それともそれを随時いつでも意見を申し上げてよいような形、または紙ベースでなくホームページに投稿欄を設けるとか、そんな方法も取り組んでいる町村もございますけれども範囲を広めるという意味ではどうでしょうか。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 先ほど申し上げましたようにまだ制度設計してありません。しておりませんが、基本的にはどこからでもどういう形でもいいから町へお願いをしたいということであります。基本は全戸配布、ハガキにするか用紙にするかまだ決めておりませんが、そういったものが一つ、それとホームページから入れてくることも一つ、それと他の公共施設等にそういったものを置きながら出していただくというようなことも含めて実施をしたいというふうに考えておりまして、広くご意見を取り入れるような方向で考えていきたいというふうに思っております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) わかりました。 次にですね、第5次振興計画実施計画の新規事業の中からお伺いいたします。はじめに移住交流推進協議会の設置でございます。箕輪町への交流移住を促進して地域の活性化を図るために各区や観光協会、移住者等と共同して移住交流推進協議会を設置するとございますが、この会議の設置の目的や期待するところをお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 移住定住対策を進めるに当たり移住の部分だけに力を入れてきてしまってはいけないというふうにやっぱり思います。移住のあとにいかに箕輪町に住んでいただいて満足感を持っていただいて、そしてそれが定住につながっていくということをやらなければいけない時期に入ったというふうに思っております。そう意味で移住定住対策についての受け入れからフォローまで町全体で実施をしていくという意味での推進協議会であります。今までも移住者の皆さんの移住後の感想を聞いたりご意見を聞くというような機会を設けたこともありますけれども、やはり町だけではなくて区だとか民間団体だとか学校だとかいろんな形で官民連携で推進協議会というようなものを作って検討したいというふうに考えております。移住者だけの集まりということもこれまたありだというふうに思いますけれども、やはり町全体の中で受入態勢を確保していくということが必要だというふうに考えておりまして、推進協議会の設置を来年度以降、来年度ですね、来年度実施をしてまいりたいというふうに思っております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) ぜひお願いしたいところであります。各区との連携ということが大変大事なことかと思います。各区によっては負担金ですとか各区の徴収する区費ですとかね、かなり違いがありまして住んでみて驚いたっていう声も聞きます。そんなところを各区との調整ということは大変大事だと思いますのでよろしくお願いいたします。 次に31年度新規事業にある農ある暮らしを楽しむ「部活動」とありますけれども、実施計画にあります「みそ部」、「こめ部」、「しょう油部」とはどういうものなのでしょうか。運営方法とか取り組みの概要や目指すものをお聞かせいただければと思います。また、30年度中に協力者の募集や農地の確保を計画しているようですけれども進捗状況はどのようになっておりますか、お伺いします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 これについては農業応援団計画の一環ではありますけれども新たな取り組みでございます。現状について産業振興課長から説明をさせていただきます。
○木村議長 産業振興課長
◎三井産業振興課長 ご質問の部活動でございます。こちらにつきましては本年2月に策定させていただきました農業応援団計画の一環であるわけでございます。農ある暮らしを楽しむ、また農の魅力で人を呼ぶ施策としまして新年度から実施していきたいと考えております。町内ではつい最近までみそやしょう油を多くの家庭で作る暮らしがあったわけでございますが、そういった道具や技術、知恵が残っている状況でございます。一方、昨今の食の安全に対する関心、また時給的な暮らしへの憧れが高まっているところも事実でございます。そうした中で町の豊かな農環境をいたしまして暮らしに必要なものを自分たちでつくる講座をいわゆる「部活動」として企画させていただきたいと思います。こういった楽しみを通じて農地を使う理由づくり、農作業と加工の共同作業を農の魅力としまして町内外から人を呼び込む契機としていきたいと考えております。初年度、平成31年度につきましてはみそ部を発足させていただきまして畑で大豆を育て、またみそをつくる作業への参加、また参加者同士の交流等によりまして町民やまた町外の方がみそづくりを契機に農地を使い続けること、また町の魅力を知り箕輪町に訪れる機会をつくることを目指しておるところでございます。また、2年目はこめ部、また3年目にはしょう油部ということで徐々に広めていきたいと考えているところでございます。議員のご質問の進捗状況ということでございますけれども現在内容について細部にわたって検討している最中でございまして、まだ実際どこの農地というところまでは進んでいない状況ではございます。以上でございます。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 近年の日本食への関心の高まりですとかですね、安心安全な食を求める傾向がございますし伝統食を守ることは非常に大切なことだと思っております。関係人口を増やすという点で地道に続けていただければと思います。部活動でありますので監督さんとか部長さんとかマネージャーさんとか、監督さんは町長であってもいいかなと、楽しく進めていただくように地道に続けていただきたいというふうに思います。 次に子ども、子育て支援施策の更なる充実についてお伺いいたします。前段の議員さんからも子育ての重要性についてはお話がございまして町長答弁いただいております。子育て支援を積極的にやっていくと、質の高さによって選ばれる町になっていきたいという意気込みをお話しされております。箕輪町では今でもひと味違う箕輪の子育成事業や妊娠から出産、育児、子育ての悩みをサポートする子ども相談室や産後ケアの事業ですね、またあすなろ講師による発達支援の充実を図っております。また、ペアレントトレーニングでは子どもとの接し方を学ぶなど、様々な支援事業を行っているところでございます。やはり子育て施策を充実することがU・Iターンにつながり人口減少を食いとめる一番の方法であると思います。町の子育て施策の現状をさらに充実させるために今後取り組んでいくべき点について前段の下原議員と重なる点があるかと思いますが、お考えをお聞かせいただければと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 今の現状についてのお尋ねをいただきました。今後のことにつきましてハード、ソフト両方実施をしなければいけないわけですが、最初に子ども未来課長から説明をさせていただきます。
○木村議長 子ども未来課長
◎北條子ども未来課長 それでは具体的施策についてご説明させていただきたいと思います。現在、町では第5次振興計画に基づきまして子育て安心チャレンジということで安心して出産、子育てしやすい環境を整えてきております。具体的には議員さんおっしゃられましたとおり、子育て支援センター「みのわ~れ」、子育てアプリ「みのむし」を利用した情報発信、妊娠期から出産、子育てまでの切れ目のない包括的な支援のための子ども相談室を立ち上げてまいりました。また、沢保育園の建設や計画的な保育園への空調設備等のハード面の整備も進めてきたところでございます。新年度子育て環境の整備のハード面としましては、木下統合保育園について平成34年の開園を目指して事業を進めてまいりたいというふうに考えております。また、ソフト事業については子育てに関するメニューは整えられてきていると考えておりますのでそれらのメニューが必要とされる皆様に届くように情報提供していかなければならないというふうに思っております。以上でございます。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 整えられてきているのでそれをまた維持をしていく、さらに質を高めるということだというふうに思います。私ども福祉文教常任委員会での視察研修で栃木県の益子町に参りました。益子町の子育て施策を参考にして2点提案をさせていただきます。益子町ではノーバディズ・パーフェクトプログラム、これは「完璧な親なんていない」というこういう意味ですけれども、0歳児から5歳児の子どもを持つ親支援の教育プログラムを導入しております。核家族化が進み育児の不安や孤立感から虐待にまで追い込まれてしまう事例が後を絶ちません。育児中の心のケアが必要であると思います。このプログラムは1回2時間、6回のコースですが子どもを別室で見てもらい、ティータイムを設けゆったりとして過ごします。育児の不安を参加者みんなの子育て体験を元に一緒に考えたり、アドバイスし合ったりします。進行にはファシリテータ養成講座を受けた方がしますが、ときには具体的な事例が豊富なテキストも使用します。このプログラムは親に対する効果として親の孤独感が軽減されることや自分に自信が持てるようになる、子育てのスキルが強化されることによって夫や家族にも良い効果が表れているそうです。2番目のファシリテータの効果としては身につけたスキルや洞察力がそれ以外の仕事や生活の場で役に立っていると、またそういう人材が地域に対する効果として受けた親たちが次のサポートをお互いにし合うというそんな広がりを見せているそうです。箕輪町でも導入を検討してはどうかと思います。現在ペアレントトレーニングとかですね、子育てサークルとかありますけれども精神面な部分を多く対策をしているプログラムでございます。導入の検討をしてはどうかと思いますが町長の所見をお伺いいたします。
○木村議長 子ども未来課長
◎北條子ども未来課長 ノーバディ・パーフェクトプログラムというのはペアレントトレーニングの一つの方法でございましてペアレントトレーニングは子どもの行動に着目し、保護者や子どもとの係わりを学ぶものということになってございます。町では先ほど議員も申されましたとおり、ペアレントトレーニングの中の精研式という方法を用いて子どもの行動の改善を図る親支援を実施しているところでございますが、ノーバディ・パーフェクトプログラムにつきましても今後研究してまいりたいというふうに考えております。また、子育てサークルが町には9サークルございまして、各地域の中で活動しております。こちらのほうは他の市町村にはないこの町の特徴でございまして、これらの活動は日頃の子育て体験を話したり、一緒に考えたり情報交換したりアドバイスをし合える素晴らしい活動だというふうに思っておりますので、今後も支援を進めてまいりたいと思っております。以上でございます。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) ノーバディ・パーフェクトプログラムとペアレントトレーニングが質の同じということをお聞きしまして安心いたしますけれども、いわゆる指導者がおるということで、そこはまた安心をしてできるところではないかなというふうに思いますのでまた研究をしていただきたいというふうに思います。 それから次に箕輪町では4ヶ月健診のときに出産祝品、子育てありがとうギフトを贈呈して、また出産祝金を2万円助成をしております。しかし、祝い金の申請は出生の日から3ヶ月以内に子ども未来窓口に申請することになっていますけれども出産後赤ちゃんを連れて申請に行くことは大変ではないかと考えますし、またパートナーが仕事の場合土日や役場が開いている時間内は申請は大変かなというふうに思います。また、産前産後に実家に帰る方もおられます。益子町は妊娠22週のお腹の赤ちゃんに対してウェルカムベビー手当として出産準備金を3万円助成をしておりました。22週といえば赤ちゃんが安定した5ヶ月ぐらいでありますけれども赤ちゃんに対してウェルカムということでありますのでこの視点が少しは違うかもしれませんけれども、私はここで提案ですけれども箕輪町において出産祝い金を出産準備金として8ヶ月頃から申請できれば妊産婦の負担軽減になるのではないかと思いますけれども町長のお考えをお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 益子町の取り組みというのは今回の質問の中で初めてお聞きをしましてそういった手法もあるんだなということを感じたところでございます。子育てに係わる私どもの町で言うところの応援誕生お祝い事業というものの性格をどう考えるかということだというふうに思うんですけれども、私たちの場合はやはりお祝いというイメージですね、これに伴って経済的な負担を軽減をする、または2万円の支給でありますが2万円を支給するからお子さんを産んで、2子、3子ですね、どんどん産んでいただきたいというそういう性格ではないものですから、そういった意味で考えるとやはり出生時というのが妥当かなということ、それと合わせてギフトカードをお渡しすることによってお子さんの誕生を喜ぶと同時にですね、地域の特産品を知ってもらうというような意味合いもありますのでそういう意味でいえば現行のやり方がいいのかなという感じがいたしました。もう一つ、経済的な負担の軽減という意味でこの問題を捉えるとすれば、出産準備金というような形のものもいいのかもしれません。ですからちょっと金額も含めてどういう性格にするのがいいのかという議論は必要だというふうに思っております。現時点では金額大きくすればお子さんが多く生まれるというものでもないというようなご指摘もありますので、そこらを考えると現行の方がいいのかなというふうに思っております。なお、いわゆる経済的な困窮をされていて子どもを産めないというようなことになった場合のフォローをどうするかというようなちょっと別の次元で議論をする必要があるかなというふうに思っております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 出産祝い金の要綱を見ますと、母親か父親が窓口に出向いて申請をしなさいということでありますけれども、この点についての改善ですね、例えば郵送でもいいのかとか何か負担が少なくなるような方法がございますでしょうか。
○木村議長 子ども未来課長
◎北條子ども未来課長 現在この出産お祝い金の申請なんですけれども、出生届と一緒にしていただくようになっております。必ず出生届はなされまして保護者の方が見えているという状況ですのでご負担、たくさん書かなきゃいけないというご負担はございますけれどもこのために別に来ていただくということはない状況でやっております。以上でございます。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) それでは妊産婦さんに負担がないということでありますのでそのようなふうに受けとめたいと思います。 次に移りますけれども2番の着地型観光ツアーについてお尋ねをいたします。箕輪町では11月24日、25日に着地型観光ツアー開発ワークショップを開催したとの報道がございました。事前研修を含めて3日間をかけた大きな事業であったと思われます。着地型観光という新しい発想のもとで若者の視点から箕輪町の魅力を発見してもらうということでありますがどのようなご意見が出されたのか、ワークショップにおいてですね、審査員からは少し手をかければ実現しそうな案があったとか若者の意見を今後の観光行政に生かしたいとの声があったということですけれども、このたびのワークショップのご意見を町の施策へどのように生かしていく予定でしょうか、お尋ねいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 今回観光開発ワークショップを初めてやらさせていただきました。まだまだ手法等については課題があるというふうに思いますけれども、豊島区を中心にお願いをしたところでありますけれども学生さん、大正大学の学生8人、立教大学の学生1人また地域の皆さんから3人が出席をいただきまして11月24日、25日の2日間の日程で行ったところでございます。1日目は町内の指定された地域内における観光資源となりうるものを自転車等を使って現地を見て回り写真に納めまして、またさらに出会った皆さんから様々な情報いただきながらいわゆる観光素材という観光資源ですね、そういったものを探す1日でありました。2日目は前日に集めました観光資源素材をもとに各グループごとにディスカッションをしまして一つのツアープランといったものを提案をするということでございました。内容が一部地域に限られていた自転車で回ったというようなこともありますので、なかなか素材すべてを引き出してくることができなかったというような感じ私もいたしましたけれども、提案したものを見ますと外国人を対象とした陶芸だとか農業だとかDIYだとか古田人形、こういった異文化体験ツアーというものを実施をしたらいかがかというものが1、2ございました。また、独身の男女を箕輪に呼んで箕輪の中を車で回りながら自然の中で恋を育む、そのような言い方でしたが、そういったことを誘客につなげたらどうかということをいただいたところでございます。これは前提条件が若干私たちのやり方が曖昧だったということや理想に過ぎる面というような感じはいたしましたけれども、やはり近年の観光スタイルというのはやはり着地型の観光というふうなものはやっぱりあるんだというふうに思いまして、いわゆる観光地に行って観光資源を見るというだけではなくていかに体験をするか、そういったことが特に外国人を中心に非常に広がってきていることを考えますと私たちの町に資源がない、資源がないというのではなくて都会の学生がみるとこういうものがあるんだということ、外国人ならこういったことを楽しんでもらうんではないかということを改めて知る機会になりました。今後の取りまとめとして素材としてホームページ上などに素材提供するということと、観光協会等で情報提供やイベントの中で活用する方法がないのか検討していきたいというふうに考えております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 期待をさせていただきます。今回の企画で歩いたり自転車を使ったということはとても私にとってもいいことだなというふうに思ったわけですけれども、車や観光バスではなくて歩くことで普段見えなかったことが、景色が見えたり新しい発見があります。私も観光協会の一員でありますので歩いて楽しむという意味でちょっと提案をさせていただきます。私の高校の同級生にUターンをして伊那市に住んでいる方がいます。海外への観光を楽しんできている方でありまして先日、赤そばの里、にこりこ、ながたの森、上ノ平城跡、東山山麓からの箕輪町を案内をいたしましたところ、箕輪町の風景に大変感動し様々な旅行の経験からフットパスの視点を取り入れたらどうかというふうに提案をしてくれました。フットパスというのはフットパス協会のホームページがございますけれども、イギリスを発祥とする森林や田園地帯、古い町並みなどの地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩ける小径ということだそうです。日本では全国に700を超えるフットパスコースがあって、愛好家はマナーを心得ておりましてコースマップを使って自由に歩いたり地域の方々のおもてなしによるイベントを楽しみ2時間から4時間は歩くのだそうです。例えば駒ケ根市では市内に12のフットパスのマップを発信しています。また、28年度には地域発元気づくり支援金を活用して歴史古道フットパスによる地域創生活動事業を立ち上げたそうです。箕輪町には飯田線の3つの駅からほどよい距離で自然の森や川、文化財、歴史の道とともに赤そば、花桃、もみじ湖がございます。今回のワークショップで見えてきた箕輪町の魅力の地点にもこのマップに落とし込んだりフットパスマップをつくって発信してはどうかと思います。また、協会に加盟してはどうでしょうか。町長の所見をお尋ねをいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 フットパス協会加盟はともかくとしまして現在行われているJR飯田線3駅を活用した取り組みについて
商工観光推進室長から説明をさせていただきたいと思います。
○木村議長
商工観光推進室長
◎山口
商工観光推進室長 質問のございました飯田線3駅の活用した実例を申し上げます。最近の飯田線を使った活用の観光イベントといたしましては箕輪、辰野、南箕輪の3町村の観光部門で組織します上伊那北部観光連絡協議会が主催をいたしました「飯田線と天竜まったり散歩」がございます。今年で6年を迎え辰野駅をスタートし、伊那松島駅、北殿駅をゴールとするウォ─キングイベントでありまして、県の元気づくり支援金を活用しながら実施をしているところでございます。今年度は9月29日土曜日でありました赤そば祭りに合わせまして行いましたけれど、残念ながら雨のため参加者が非常に少なかったわけであります。例年ですと150人から200人の参加がされるイベントとなっております。また、本年度はJR東海及びJR東日本が主催いたしました「駅からハイキング」、「さわやかウォーキング」が10月28日に実施をされまして町内外を中心に227名という大勢の方が箕輪町を訪れ、木ノ下駅をスタートいたしまして福与城址、美空ひばり歌の里、長岡の延命水、松島(聴取不能)区での撮影会などを楽しみまして伊那松島駅にゴールをいたしました。観光協会としましても来町記念としましてもみじちゃんの着ぐるみを着ての出迎えや、おもてなし牛乳のプレゼントをするなどの協力をしておるわけでございます。現在でもJRを活用した取り組みは少しでありますけれど実施している状況であります。以上であります。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 充実している、資質あるということでありますので期待をいたしたいと思いますが、フットパスのマップをつくるということはとてもそれを探す人がいるということでありますのでマップを見ていただくとわかるように歩けるところは細かいドットラインにしてありますし、その辺のここはぬかるみから法面に気をつけましょうとかスピードを出す車があるから気をつけましょうとか、そういう細かい歩く人の視点に立ったマップができております。ぜひこれも一つの手法かなというふうに思いますので研究をしていただきたいというふうに思います。箕輪に来る方がおっしゃるのに箕輪の空はとても青が濃いということをおっしゃるそうです。というのは東山と西山の距離がほどよい感覚であるかなって、だから青いのかなというふうに思いますが必ず言うそうです。地元の私たちには気が付かないことであります。ウォーキングの町の箕輪をこのフットパスの視点から発信することで多くの人に素晴らしい展望と青空とさわやかな風、そして箕輪町の文化財に触れていただきたいことを願いまして次の質問に移ります。 次に3番目の学童クラブについてでございます。厚生労働省は学童保育、いわゆる箕輪町で言いますと学童クラブでありますけれども職員の配置基準を緩和する方針を示したと報道されました。早ければ来年の通常国会に児童福祉法改正案を提出して学童クラブの職員の配置基準を市町村が柔軟に設定できるようになるということでありますが、今までひとクラス40人でしょうか、指導員と補助員の2人以上とされておりましたが、緩和措置では指導員を1人でも容認するということであります。箕輪町において自治体の判断に任されることになった場合、支援員の研修のあり方や配置数はどうなるのでしょうか。もし支援員を1人にして目が届かなくなった場合、子どもの安全や質の確保などが懸念をされます。町長2期目の基本施策にも学童保育の受け入れ環境の整備とありますけれども、今後の課題と対策についてどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 学童クラブについてお尋ねをいただきました。まだ基準緩和について全部承知をしておりません。このことについては教育長のほうからも答弁をさせていただきたいというふうに思いますが、学童クラブの意義と言いますか、それが大分重要性を増しているというふうに思っております。受け入れ体制の整備について基本政策集の中にも書かさせていただきましたけれども女性の就業率が上昇することによってということですが、共働きの家庭が増加をして移住定住対策の中でもやはり子育て支援にとっては重要なポイントになってきておりますのでこのことについては真剣に考えなければいけないというふうに思っております。4年間の中で授業料の減額をしたり全小学校区に開設を行ってきましたけれども現状を見てみますと、現在の登録数は通年の利用者約300人、300人弱であります。また、長期の休みに登録をしている方が140人くらいおりますので全体では420人ほどが活用しているということであります。1日のベースで見ますと多いときで300人くらいになっておりますけれども、大変多くの方に利用していただいている状況を見ますと、まず環境整備が必要だというふうに思っております。そういった意味で北小学校、北部教室につきましては利用者が非常に多くなってしまいまして基準(聴取不能)に達しないということもありますので来年度改修をさせていただくことになりました。今回の新放課後子ども総合プランという中に学校施設をできるだけ活用しなさいという発想が出てきました。したがいまして、学校と学童クラブは別にしなければいけないという発想からできるだけ学校の施設を使って有効に利用してきましょうという発想が出てまいりましたので私とすれば学校施設を活用したり、責任体制を明確化することによって少し広げていける部分もあるんではないかということで西部教室と南部教室につきましては検討をするように指示をしてございます。今後どういった形で学校施設を活用することが学校にとって課題になるかということを調整をしながらできるだけ広い意味での活用を考えていきたいというふうに思っております。指導員の体制については現状指導員を確保するという意味が非常に難しい部分もありますので、それらを踏まえて国基準が明確になったところでどうするかということでありますが、この点については教育長の方から答弁させていただきたいというふうに思います。
○木村議長 答弁を求めます。教育長
◎唐澤教育長 私の方から学童クラブの基準緩和についてお答えをさせていただきます。放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関する基準というのが箕輪町の中にございまして、従うべき基本としてこれまで放課後児童支援員を支援の隊員ごとに2名以上うち1名を除き補助員の代替可とすることになってきました。先ほど来の話のように基準が見直されて1人でもいいと、そんなことでちょっと心配な面があるよという議員さんのご指摘のとおりであります。現在、2名以上各教室には指導員を配置をしてやっております。長野県は放課後児童支援員認定資格研修というやつを実施をしておりまして資格を持った支援員は各教室に最低1名以上配置をしております。なんで全員いないのかということですが、これは何年そういった形でいわゆる学童員の仕事をしてきたかとか、それから幾つかの要件がございましてそれをクリアしないとこの研修に出れません。ですので順次研修に行って指導員を増やしてきたというのが実情でございます。これはもう一つ、先ほど町長が言いましたように大勢の方がこの学童クラブの支援員さんに応募していただいていない、人数的にもそんなにたくさんいないと。何故かというと時間帯が忙しい時間帯、夕方の忙しい時間帯にそういった形でお仕事をしていただく方がなかなか増えない、そういう事情もございます。そんな形で今は最低1名以上、そんな形で設置をさせてもらっています。できるだけ全ての方にそういった資格を持っていただいてできるような形がいいなと思っていますが、そんなことで今進めてきているところであります。ご心配の2名やってきたんだから2名以上の体制でどうだという今お話でございますけれども、今のところ当町としてはやっぱり1人では心配であるという面もいっぱいございます。ニーズ的にも5人や6人を見ているんではなくて複数のかなりの数がいますので40名で2人という現在の状況についてはそのまま継続をしていく姿勢でございます。以上です。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) ただいま質の確保を維持していきたいということでお話がございましたので安心をいたします。そして箕輪町らしい安心安全、質の高い学童クラブを目指していただきたいと思います。 次にイクボス・温かボス共同宣言についてお尋ねをいたします。働き方改革の一環として箕輪町は平成30年5月9日に町長初め理事者3名と課長18名がイクボス・温かボス宣言をいたしました。宣言書では職場の子育てや介護と仕事の両立を応援し、すべての職員が意欲と能力を発揮できる環境、また自らが仕事、私生活を楽しみ、そしてその精神が地域全体に広がるようにという趣旨が書かれております。また、10月1日には町の宣言以来初めてのイクボス・温かボス共同宣言を行い町内7社、15人が新たに宣言をされました。町がイクボス・温かボス宣言をした後この影響ですか、波及効果、また意識改革の面からどのような効果が出ておりますか、お尋ねをいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 釜屋議員さんから再三このイクボス・温かボス宣言についての取り組みをどうかという話をいただいておりましたけれども、5月でありましたけれども箕輪町としてイクボス・温かボス宣言をするという取り組みをさせていただきました。町として特徴的なアピールある取り組みになったというふうに思っております。この上は私も含めて課長18人が宣言をしたわけでありますけれども、この半年をよく振り返ってですね、本当に宣言したとおりなっているかどうかもう一度考えるべきだと、また自己評価をしていただきたいというふうに申しているところでもあります。型通り宣言をすれば役場の中がそういったふうになると、そんなもんでもございませんのでその趣旨をよく徹底できるようにしてまいりたいというふうに思っております。 次に波及効果ということでありますが、この取り組みを町内の企業の皆さんへ広げるということもございまして、商工会を通じまして商工会の会員の皆様へご案内をさせていただきました。併せて女性活躍コーディネーターが従業員20人以上の製造業の企業28事業所を訪問させていただきまして周知活動を進めてまいりました。その結果ということでありますが、11月1日に共同宣言式というものを開催をいたしまして趣旨に賛同をいただいた6社6人が出席をし、7社15人が共同宣言をいたしました。こういった形で町が音頭をとり、そして多くの企業の皆さんが同一のテーブルに着いて同じ目的で文書を作成をして宣言をするという例はあまりないようでありますけれども、私たちとすればこういった若者女性活躍推進係をつくった成果の一つでもあるんですけれどもそういったことをしていくことによって町中へそんな機運が高まればありがたいというふうに思います。宣言式には宣言を既に済まされた方や現在宣言を検討してる方も含めまして50人弱の参加をいただきました。そういう意味では徐々にではありますけれども、そういった考え方が浸透してきているというふうに思いますので引き続きこのことにつきましては足を運んで、企業の皆さんに理解をしていただくということが非常に必要だというふうに思いますのでお願いしてまいりたいというふうに思いますし、どうしても私たちが実施をするのは企業というのに限りますけれども地域の中で、特に家庭の中でですね、ワークライフバランスということをそういうふうに考えるかということも検討していく必要があると思いますので、今後はそちらの方に少し目を向けなければいけないかなというふうに考えております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 町長の心強いお言葉をいただきましたので今後とも進めていただきたいというふうに思います。イクボス宣言をしている企業が選ばれる企業として光が当たるような支援をしっかりとしていただきたいと思いますが、町はイクボス・温かボス宣言企業にどのような町の支援をしていくのかお尋ねをしたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 今回の宣言の際にも行ったところでありますが、第1回のセミナーということで共同宣言式の中でNPO法人ファザーリング・ジャパンの東理事さんをお迎えをしましてイクボスから始まる働き方改革と題しまして講演をさせていただきました。そういったセミナー的なものを2月に第2回、3月に第3回を予定しておりましてイクボスのネットワークみたいなものをつくっていきたいというふうに思っております。2回目、3回目は女性の登用というような問題ですとか300人以下の事業主にも行動計画の努力義務が出てまいりましたので、そういった計画づくりをお願いするというような観点からセミナーを開いていきたいというふうに思っております。そういうことで箕輪町は働きやすい職場が多い町だということが外に向かってPRができるように宣言者とご一緒に目指してまいりたいというふうに思っております。
○木村議長 釜屋美春議員
◆4番(釜屋議員) 私も共同宣言の会場を拝聴させていただきましたけれども、本当に温かい雰囲気といいますか、和やかな雰囲気が漂っておりました。ぜひともですね、例えばハローワークの企業の募集のところにイクボス・温かボス宣言の企業というふうな星印をつけるとかですね、その環境をアピールしていただきたいと思います。既にイクボス・温かボス宣言のページには全国にこの箕輪町が共同宣言をしたことが発信をされておりました。本当にいろんな形で伝わっていくんではないかなと思いますので、今後とも力を入れていただきたいと思います。以上で質問を終わります。
○木村議長 これで4番 釜屋美春議員の質問は終わりました。会議の途中でありますが昼食のため暫時休憩といたします。再開を午後1時といたします。 午前11時56分 休憩 午後1時00分 再開
○木村議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次の質問者を指名いたします。11番 松本五郎議員
◆11番(松本議員) それでは通告書どおりに質問をしたいと思います。介護保険について質問をいたします。介護保険は40歳以上の方が加入者となり保険料を納めて介護が必要となったときには費用の一部を負担することで介護サービスを利用できる制度です。サービスを利用するには1番目としてお住まいの市町村に申請をして介護認定を受ける必要があります。介護認定とはサービスを利用する人が介護保険の対象となるか、またどのくらいの介護が必要かを公平に判断するものです。2番目として訪問調査を受けます。心身の状態について町の職員などの調査員が訪問し、本人や家族から聞き取り調査を受けます。3番目として認定調査結果や主治医の意見を元にどのくらいの介護が必要か判断されます。入院中の方は入院中からケアマネージャーを依頼して退院に向けた相談をすることができます。生活が実現できることやトイレや浴室などの手すりの取りつけ、介護ベットやポータブルトイレの利用などができます。ひとり暮らしの人は医療、看護、介護サービスを上手に利用することでひとり暮らし高齢者や高齢者夫婦世帯でも在宅医療による療養生活を送ることができますと箕輪町在宅医療介護安心ガイドのパンフレットに記されております。このように地域包括ケアの理念に乗り、医療から介護へ、病院から在宅へ、切れ目のない支援をするためにも必要十分なサービスの確保を願うものです。ある高齢者が重度の病気になり病院に入院いたします。しばらくして経過も良く体の状態が落ち着いてきたので介護保険の申請をしますが、箕輪町では退院間近で受付をするため患者が退院してから調査に来ます。それから介護認定調査会で判定されて認定されるまでに1月以上かかります。病院を退院してから認定されるまで介護サービスは受けられますが、暫定プランで低めに予測してサービスを受けるようになります。サービスを低めに動けるということはどのようなことかといいますと、要介護3の場合を例にいたしますと本当は週3回を受けたいのですが月に2回にしてしまうとか、ベッドも借りれないと思い自費で借りるようになってしまうとか、またお風呂も週2回デイサービスを受けたいが1回に見積もると1回しかお風呂に入ることができません。また、家族と同居をしていない方はヘルパーを毎日利用したいが、1日置きにとサービスを低目に利用することになってしまいます。その間、近くに住んでいる親族がお弁当を届けるとか、周りの家族、親族にも負担がかかります。また、事業所で退院すると介護1以上の方は福祉用務貸与13種類の貸し出しが対象となりますが、町で認定されないと安心して用意できませんというように、本人に我慢を強いることや家族にも負担が増えることになり介護保険の理念に反するのではないでしょうか。上伊那の近隣地域では例えば、諏訪地域とか松本地域では入院をして状態が落ち着いてきたところで申請をしてすぐに調査に来てくれますので退院前に認定が出てきます。お隣の南箕輪村でも利用者が入院中でも柔軟に行われています。高齢者が要介護支援状態になったとき、入院中で状態がある程度落ち着いてきたときに申請を受け付けて介護サービスがスムーズに利用できるようにすべきではないでしょうか。町長に見解をお伺いいたします。
○木村議長 答弁を求めます。町長
◎白鳥町長 介護保険についてご指摘をいただきました。介護保険の要介護認定の調査につきましては調査の方法、またはスケジュール等については松本議員がお尋ねをいただいたとおりでありますので省かせていただきます。今課題になってご質問いただきましたのは認定調査を退院後に行うというのは原則になってるわけですけれども、それをどう考えるかということでございます。原則はやはり退院後だというふうに思いますけれども、病院と在宅ではやはりその環境とかですね、介護者の顔が見えないということもありますのでやはりその介護にかかる手間がどんな状況にあるか過大に見積もったり、過少に見積もったりすることは病院の中ではありえますので適正な介護認定をするという前提になりますと、基本は在宅の中で行う必要があろうかというふうに思います。今お話の中でも幾つかありますけれども、一つは例外的に考えなければいけない、どのくらい例外があるかということですけれども、例えば退院後に住宅の改修が必要だとか、そういったものについては特に必要な場合ってことだというふうに思いますけれども、入院中であっても状態が落ちついてきてある程度退院の目途がつくという段階に立ったときには、認定調査を今も現実行っておりますのでそういった意味のときには入院中の段階で実施ができるというふうに思っております。ご質問いただいた中で、退院後に在宅に戻るに当たって特別な配慮を要する申請者ということだというふうに思いますが、いわゆるサービスの暫定利用ってことがありますけれども、それが過少にするかということはそういうふうには考えていないんですけれども、逆に課題といいますかね、暫定サービスで与えたサービスと現実の介護認定が異なってしまってサービスがオーバーしてしまうってことも考えられます。したがいましてある程度ベースになるようなところで抑えているということだというふうに思いますけれども、今議員がその医療介護3ってお話もありましたけれども、一度に医療介護3になるって場合もあまりケースとしてはないんでしょうけれども、そういった場合について仮にあるとすればですね、今いただいたようなご意見は参考にさせていただきたいというふうに思います。やっぱり基本はですね、退院後だというふうに思います。決してそれはサービスをしないということでは全くないんですけれども、適正な介護認定をするという意味ではそういった方がよろしいのではないかというに考えております。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) さっき例に介護3を出しただけであって、別に介護3の話をしてるわけではありませんが、ですがどうしても低めにせざるを得ないということをお聞きしております。ですので、どうしてもすぐに認定を出していただきたい、いわゆる入院中に出せたら出していただきたいと。どうしてもひと月は、パンフレットにはひと月以内って書いてはあるんですが、いろいろな人の話を聞いてみるとひと月以上かかったというような人もおりますので、ぜひそんなことでよろしくお願いをしたいと思います。私も介護問題で何回も質問をしていますが深刻なことばかりで介護の困難な状況が地域で社会問題になっています。親の介護を誰がどのように行うかをめぐってトラブルを抱えている家族もあるのではないでしょうか。介護は現在の日本社会が抱える大きな課題です。個々の家庭においても在宅でケアするか、施設に入居させるかなど一つ一つの決断を待ったなしで下していく必要があるのではないでしょうか。 それでは次の質問に入りたいと思います。空き家対策について質問をしたいと思います。国土交通省は15年後の2033年の空き家の予測数字を2013年の820万戸の2倍以上に上がるとし、空き家数の拡大は住民環境の悪化や行政コストの増大などの様々な問題が生じる可能性があると指摘をしています。その上で増大を抑制するためには人口減少対策や中古住宅、流通市場の整備などがあげられます。それでは箕輪町はどうでしょうか。2年前に提出された空き家等対策計画平成28年では、空き家の件数は420件で老朽度・危険度の判定内容ではABCDのランクで分けてあります。Aは小規模の修繕により再利用が可能、または修繕がほとんど必要ない家屋が196件です。Bは管理が行き届いておらず損傷も見られるが当面の危険性はない、多少の改修工事により再利用が可能が146件。Cは今すぐ倒壊や建築材の飛散や危険性はないが管理が行き届いておらず損傷が激しい、老朽化が著しいが67件。Dは今すぐ倒壊や建築材の飛散など危険が切迫しており、緊急度が極めて高い、解体が必要と思われるが11件と報告されています。このような空き家結果状況をどのように受け止めていますでしょうか。町長に所見をお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 空き家についてお尋ねをいただきました。どのように捉えているかということであります。まず実態について申し上げます。ただいま松本議員からお話いただいたとおりでございますが、平成27年度に調査をさせていただきましてこれは悉皆調査でありましたので、また現地調査も行いましたので、基本的にはすべての町内の物件を把握をしたということでありますけれども、それ以降増減もございまして、当時420戸だった空き家の今の現在の状況でありますけれども、その後80戸程度が流通または活用されました。また20戸程度が解体されました。新たに70戸程度の空き家が発生をしております。そういったことで平成30年11月30日現在でありますけども町内には386戸の空き家がございます。これは全体としては減少というふうに考えております。これは全国の状況、先ほどございましたけれども住宅土地統計、これは全数調査ではありませんし、空き家の中には別荘等も入ってくると思いますので、直ちにこんな大きな数字にはなっていないというふうに思いますけれども、非常に全国ベースで見る長野県の数値を見ましても20%に近い空き家率になってますので、大変多いというふうに思います。それに対しまして先ほど申し上げました箕輪町の空き家の状況は空き家率約4%でございますので、全国や長野県の状況に比べますと大変低い数値だというふうに思っております。しかし、空き家の先ほど386戸と申し上げましたけれども、区別にもとられておりまして、やはり中心部であります松島に94戸、木下に70戸というふうになっておりますので、中心部に空き家が多いというような状況にございます。この点をどういうふうに考えるかということでありますが減少したのは基本的に移住対策を進めて新たに中古住宅、中古物件としてそこに入ってくれた方がかなりいらっしゃったということ、また今までの施策の積み重ねの中で不動産業者さん、宅地建物取り引き事業者さんが中古物件として流通するという機運が非常に高まっておりまして、かなりの中古住宅について移転がされてるときのこともございます。したがいまして私も当初考えていたよりも多く移動されてるものですから、私どもとすればできるだけ空き家は活用していただきたいというふうに考えておりますので、これからもその所有者や管理者に対しまして空き家の活用という意味で周知をしていきたいというふうに思っておりまして、空き家バンクへの登録を進めたいというふうに思っております。一方で先ほどその386戸の中には解体だとか骨組みから修理しなければできないという不良空き家というものがこの資料では26件ございます。こういった空き家はその地域の環境面についても影響を及ぼしてる、また隣接の土地所有者、家屋の皆さんにも影響を与えるということでありますので、これについては特定空き家として指定をしながら方向性を出すようにしておりますが、なかなかその所有者の同意が得られなかったり、そういった空き家については所有関係が不明であったり相続関係ができていなかったりということで非常に難しい状況ありますけれども、空き家条例をつくった意図でもありますので、時間はかかりますけれども所有者の皆さんに周知をしていきたいというふうに考えております。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) 大体状況はわかりました。これに関連しての空き家所有者意向調査ではそういう調査が出てるわけですが、空き家の所有者296件に発送して回答者が183件ありました。その中では空き家になった時期ではほぼ半数が9年前の平成21年以降に空き家になっており、要因は住んでいた人が死亡したためや、他のところに住宅を新築したためが多く得られています。今後の空き家の活用についてでは、今後も自分または家族で管理するも半数以上いましたが売却したい方も半数以上おりました。また420件の空き家の中で250件以上の方は年に数回はきて管理しているという調査結果が出てるということもお話に聞いております。そもそも空き家とはどのような家を言うのでしょうか。居住などに使われていない建築物を指します。ですのでこれから何10年と経つと現在の状況とは異なってくると思います。今後の空き家対策の促進などや改善策の検討をどのように計画していますでしょうか。町長の所見をお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 先ほど申し上げましたようにこの3年間の中で、空き家の動きはかなりございます。新たな空き家の発生が70件と申し上げましたが、これからも現在の高齢単身の世帯の皆さんの状況を見ますと増えていくのではないかというふうに思いますし、いわゆる独身の方で住宅を持っている方もかなり高齢でなくてもいらっしゃいますので、そういった方から住宅が排出されてくる可能性というのはあるんだというふうに思います。そういう意味では中古住宅を単に個人の所有物ではなくて、社会の資産として利活用していく必要があるというふうに思いますので、もしいただいたご意見を尊重して実施しなければいけないというふうに思っております。その中でやはり流通に乗せるということだと思うんですが、基本的にはこれも民民の話ですけども流通に乗せていくっていうのが一つ流通にのせることができないような物件、これについては町が関与をして一定の例えば改修したり、金額の低いところで購入をしていただいて住んでいただくという方向、そして使えない空き家についてはこれは見切りをつけて解体をしていくという方向に向かっていく、そして土地の有効利用するということが必要というふうに思いますので、そういったことを担当課として見極めながら運用・指導をしていきたいというに考えております。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) 当町では3年前から空き家対策の一環として奨励金や補助金などの施策を取り入れた前向きな姿勢はすばらしい制度と評価をしております。幾つか挙げますと、空き家バンクを設け若者世帯が定住できるような支援奨励金、定住する目的で空き家を所得や借りた方に改修費用への補助金制度や定住する目的で町内の空き家を取得または借りた方に改修費用の一部を助成する制度、空き家バンク登録物件の片づけまたは登録のための片づけを行う方に解体費用の一部を助成する制度に力を入れています。このように助成金を設けることにより箕輪町の周りのすばらしい景観ばかりではなく都会では味わえない山登り、川遊び、キャンプ、農業体験などが身近で体験できる魅力的な街に関心が湧くと思います。また、田舎暮らしの体験住宅では平成29年、30年の2年間で90県の228人の方が体験をしています。三重県在住の方も名古屋で開かれたセミナーで箕輪町の存在を知ったそうです。体験住宅での感想では空気が良いし、買い物できる場所もほどよくあると新聞報道で述べておられます。このように箕輪町に関心を寄せてる方も多いと思われます。でも実際には定住する目的で取得を決心するまでには金銭的な理由が必ず加わってきます。空き家を取得するにも借りるにも必ず改修しなければ住むことが困難な家も多いですし、例えば、トイレお風呂などは改修の必要性が生ずると思います。そのようなことになりますと数100万の費用がかかります。先ほども述べましたが、空き家改修費などの補助金の補助額が現在では改修に関する費用上限40万円となっていますが、この補助額の増額を求めたいと思います。お隣りの伊那市では移住促進を図るため、新たに伊那市内に移住を希望する方が市の保有する対象物件を購入し、居住のために改修工事を行った場合にその工事に要する費用に対し、予算の範囲内で補助金を交付しますとあります。補助金額は限度額100万円となっています。また伊那市では過疎地域であります高遠・長谷地域には少し条件は異なると思いますが限度額が150万円になっています。このように全国にも空き家に関して増える傾向にあるために、これから箕輪町の将来を考え空き家対策向上のために補助金額増額の推進を図るべきではないでしょうか。町長の見解をお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 空き家対策のうちの改修費ですとか片付けにかかわる補助金についてのお尋ねをいただきました。現状では改修費については上限40万円、片付けにつきましては所有者が片付けるということですが上限10万円ということになっております。空き家を改修して利活用するという方は基本的に住宅を新築しない方ということでありますし、そんなに多くお金をかけないで田舎暮らしをしたいという方、または町内で暮らし方を変えたいということなんで、今おっしゃったような何100万円も経費をかけて空き家を利活用するというケースはあまりないというふうに思いますけども、仮にあったとしても、そういったことをどうするかというご質問だというふうに伺いました。実は28、29、30年に利活用状況を見ますと28年が10件、29年が9件、30年が10件ですが、今年は非常に多くなる見込みでございます。30件近くいくのではないかというに担当課から言われておりまして、今回改修の申請を見込んでおりまして、12月議会で増額の補正をお願いしてるわけですけれども確かに改修をして活用したいという方は増えているのが実態でございます。ただそこで空き家の改修について今以上のお金を入れるかということなんですけれども、新築住宅、若者世帯の新築について70万円、30万円という補助金がありますけれども、そういった新築物件についても70万だったり30万だったりしてますのでそれとの整合性をどうやって取るかということだというふうに思います。それとまたちょっと伊那市の状況を承知しておりませんが、いわゆる過疎対策といいますか人口増対策を一定の地域に限ってする場合についてそういった手法もあろうかと思いますけれども、私たちの町のようなところで全体で引き上げるというような金額の多い少ないというところで議論をするのはどうかなという感じをいたしました。今の増額ということでありますけれども、当面はやはりこういった制度があるということをよく周知をしてご相談をお受けして逆にほとんど今売買物件で中古住宅を動きまして賃貸で動かないものですから売買で受ける皆さんにそういったことをご紹介をしながらということになろうかというふうに思っております。ご質問の趣旨はよく承知をしましたので、金額がどういうところが適切なところかは隣接の町村もしくは県内の状況見ながら再度確認をさせていただきたいと思っております。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) ぜひ増額をお願いをしたいと思います。またこれからちょっと質問をしてきますので、その理由もある程度わかってくるのではないかなと思いますのでよろしくお願いいたします。地域住民の声として空き家が多くあることを認識している住民が多くいることが感じられます。つい最近のことですが住民の方から相談がありました。その方の近所に空き家が多く地域で話題になり空き家を活用して地域住民に役立てることはできないかという相談でした。そこの地域には集会所がなく常会の行事なども離れている公民館を使用しなければなりません。住民の中には高齢者が多く年齢とともに足が弱くなり距離が離れたところへ行くのはおっくうになるそうです。常会の方々がいろいろなことに活用できるためにも地域の周辺の方が寄り合う空き家を活用し、よりどころが近場にほしいという要望でした。当町でも65歳以上の高齢者が28%と言われる状況の中で近場のところで活動できることはあげられると思います。2カ月前の9月下旬から10月ごろ都会で暮らす学生の視点から地域を活性化させるために東京都豊島区大正大学の学生を地域実習に招いています。町内を回り調査を行った結果では地域支援活用の鍵は、空き家にあるとまとめております。移住促進ツアーのところでは見に行く空き家と施設を選択ができない、地域住民との交流が少ない、箕輪町ならではの魅力が伝わらないといった課題があるとまとめております。このように地域住民の間では空き家の活用が求められています。町ではこのような状況を率直に受けとめるべきだと思います。今は地域ではふれあいサロン、オレンジカフェ、100歳体操などの高齢者に該当する催しが多く行われ、これからも増える傾向にあります。先ほども述べましたが、地域支援活用の鍵は空き家にあると思いますことからこのような状況の空き家活用に対し、特別な援助制度を設けるべきではないでしょうか。町長の見解をお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 空き家の持っている社会性といいますか、というのはご指摘のとおりだというふうに思います。地域にとってもいろんな利活用の方法があるというふうに思いますのでごもっともなご意見だというふうに思います。集会所を使いながらふれあいサロンでありますとか100歳体操等を実施をしておりますが、集会所のないところもあるわけでありますのでそういった意味では、ただ今のご質問はそのとおりだというふうに思っております。ただ、課題もあると思うんですね。空き家の例えば建物の状況を耐震性を含めてどういった状況にあるのかとか、
◎白鳥町長 水、電気等のライフラインがどんなふうになってるかとか、様々な課題があるというふうに思いますので直ちに活用できる空き家であればいいですけれどもそうじゃないものについてどんなこんなことを考えていったらいいのかというふうに思いますし、所有者の同意をどうとっていったらいいのかっていうこともありますので直ちにできるというふうに思いませんが、特別援助制度という言われましたけれどもどんなことが考えられるかご指摘もいただければというふうに思いますので、本件については空き家の状況を見ながら相談もさせていただきたいというふうに思います。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) この問題はいわゆる突発的に浮かび上がってきた問題ではなくていろんな地域から住民の声が寄せられる中でね、こういうふうにしたらいいじゃないかということで出していただいたんですが、特別な援助制度を設けるというのも非常に皆さんの声を聞きながらやっていかないとなかなかうまくいかないかなと私も感じております。それとさっき言いましたようにふれあいサロンはもう大分前からやってるが、最近オレンジカフェとか100歳体操が盛んになってきて私のところでも何人かの方が声を寄せていただけるんですが非常にいいことですので、すぐそこに会場があると非常にいいという相談をたくさん受けます。そのようなことから私も今言ったような常会の話だとかそういう寄り合いを持てるところ、よりどころというかそういうところは今言った100歳体操に参加する年配の方たち、あるいはオレンジカフェがこれから増えていきますのでそのような方達の意見を聞きながらね、していきたいと思うんですが、その辺はやっぱり町長さん自体どのように思っておりますでしょうか。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 その施設の活用をどうするかということかと思うんですが、いわゆる集会所というような形で活用するってことでありますといわゆる集会所の機能を持たなきゃいけないというふうに思います。それは今ある集会所の補助金の中で読み取れるものがあれば読み取ればいいんだというふうに担当課に申し上げたのですが、そうでなくてそういった機能ではなくて、特別個別の活用したいというものについてはやっぱり集会所の補償金を活用できないというふうに思いますので、その時にどんなものをすれば、例えば今の100歳体操でありますとか、サロンでありますとか、学習スペースですとか、寄り合い場所だとかですねそういったものにするのにやっぱり福祉的な発想で援助ができる方策ってものを制度設計しないとわかりません。どんな形になるのかわかりませんのでちょっと検討させていただきたいというふうに思います。どういった人数だとか施設の状況だとかいうことを考えないとできないというふうに思いますので個別対応がよろしいのかどうか検討させていただきたいと思います。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) ぜひよろしくお願いいたします。空き家の再生から新しい町が生まれるという発想から空き家再生プロジェクトというチームが南九州市の頴娃町ところにあります。これは空き家を活用したまちづくりの実践に取り組んで活躍をしているそうです。この町は九州でも南に位置し、海辺に面したコケむした石垣とかわら屋根が広がる景色の素晴らしい所です。急速な高齢化が進む中でこの町でずっと住み続けたいという願いを地元の農産物を使った加工品などで観光資源の開発を行いながら空き家再生プロジェクトが活躍をしています。町では100軒を超える商店街が並んでいましたが、現在は10軒足らずになり町民の中からは保存する策はないものかと町民の仲間が動き出しました。方向性が見出されず最近では築140年を超える本屋さんが解体されてしまいました。空き家を保存する難しさや自分たちの手に負えない部分を実感したそうです。そのような中で県内の工業大学建築学科の方たちが大学の授業の一環として係わっていただけるようになり多くの人が空き家の再生にかかれば、再生したがゆえの不安が増えることを知ることはできました。町の仲間でつくる
プロジェクトチーム全体で改修ワークショップを開き、壁の塗り替えや電気の配線をどのようにするか話し合いを行い、その中で地元の高校生が加わり担っていただきました。多くの人が加わり参加することで空き家再生
プロジェクトチームが活発に動き出しました。このような活動の中で空き家が民宿に生まれ変わったり、観光のための交流施設になる家もあり、観光コーディネーターになる人や宣伝担当になる人、民宿の女将になる人、これまでにない生き方に向かっています。これからは空き家店舗を活用した研修施設などやサテライトオフイスに活用できないかとあの手この手の知恵を絞り、新しい力と町自身が持つ魅力が融合しながら、南九州市の頴娃町の商店街の空き家を活用したまちづくりは町の仲間と活発に進んでいます。このように多くの人が参加することで空き家再生は自然と人のつながりを育んでいきます。このように以前は栄えていたところも住民の高齢化とともに過疎化していくところは、そこらじゅうに見受けられます。我が町をよくしようと思えば町の状況をよく読み取り、住民が何を必要だとしてるかと考えなければならないのではないでしょうか。町長の所見をお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 今お話しをいただきました各地域にそういった活動をなされていることを私も承知をしておりますし、上伊那管内でも空き家の利活用という意味でそういったワークショップをしたり、皆さんで解消したりというところもあります。当町におきましても今週末からワークショップが始まりますけれども、やはり町の活力を戻すために空き家でありますとかそれに係わる人を増やしていくということが必要だというふうに思いますのでできうる限りそういった施策も取り入れていきたいと思っております。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) 全国的に見てもある地域の空き家バンクなどで空き家を購入し、空気が澄んでいることや景色のよいところを選んである田舎に居住するそうです。ですが地域住民とのトラブルが原因でうまくいかなくなってしまうことが少なくないとテレビで放映をされていました。その原因の多くは地区の決まりごとが今まで自分たちが住んでいたところと違いがあるところだそうです。例えば地域で賄う維持費、区費や常会費いろいろな行事での出不足金などのようです。当町で毎年調査をしている箕輪町住民満足度調査の回答を見ますと道路橋梁整備の項目では整備することが重要と答えている方が28年度の調査では51.8%、29年度では37.8%、やや重要と答えている方が28年度では重要のところでは33.2%、29年度では33%でした。このように日常生活ではなくてはならない道路の質問が非常に多くあることが目立ちます。自由回答の項目では道路幅が狭く車と人が余裕をもって通ることができるように整備をしてほしいとか、道路が老朽化してきている、住民が減少する中でどのように維持していくかが大きな課題というような回答があり、住民の切実な声が上がっています。このような課題に注目しますと住民満足度の住みにくいと思う点の項目のところでは区費・常会費が高い、生活をするのに区費や水道料がとても掛かるとういうようなことが多かったようです。他には区費その他もろもろの集金が多く負担を感じる、お金を払ってもその恩恵を受けている実感がないというような区に支払う高額費用の不満回答が寄せられています。その根本的な理由は町道1,2号線を除く町道の道路改良、道路および側溝改修に係る費用の受益者分担金が各区に掛かるためだと思います。各世帯に係る負担が都会に暮らしていた時との違いが出てくるためだと思います。移住者だけではなく最近は常会、区に加入しない方が、あるいは抜けてしまう方が多くいることをお聞きしています。そのような事態を踏まえて各区への受益者負担金のすいません、受益者分担金の軽減を図るか、廃止にするべきではないでしょうか。町長の見解をお伺いいたします。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 受益者分担金については以前浦野議員さんからご質問いただいた経過もございますし、様々な議論をされているところであります。その際お答えしたかどうか知りませんが、私もこういった制度があるということを承知した時に今言われた観点ではないんですけれども受益者分担金の意味合いってなかなか難しいなと私もどちらかというと要らないんじゃないかというお話をさせていただいたこともあるんですけれども、いろんな今までの経過を見ますとそうは言っても必要性も高いというふうに今は考えております。それは各区要望に対しまして、区の人口規模にもよりますけれども総合活性化事業交付金で50万円を上限にしまして区によって違いますけれども、0のところもありますけれども、そういった交付金を出してるということが一つございますし、受益者が限定される1、2号線以外はある程度受益者が限定されるということでありますので、そう言った意味では分担金も必要だという部分をやはりあろうかというふうに思います。平成29年度ベースで町の財源として分担金をいただいてるのは1,160万円でございます。そういったことがあってより多くの要望箇所に対応できるということだというふうに思います。各区が分担金を前提として要望されるということになりますのでそれを採択する町の側としてはやはり多くの区に全体に採択をするということになっていくんだというふうに思います。仮に分担金がないとするとそういったことは考えずに、優先順位、改修なら改修をする優先度の高いところを実施をするということになりますので各区に全体にという発想もなくなります。その行政の公平性ということだというふうに思いますので、そういったことを考えると、やはりある程度の分担金というものを徴収をさせていただく中で工事を進めていった方がいいのではないかという感じもいたします。1,160万円という額が大きいか小さいかということなんですが、これが収入がないという前提になりますと1,160万円分はマイナスをした事業料しか確保できないということでありますので、事業料ベースが下がるということに当然なります。その分を新たに財源をどこから確保して控除するということであればいいですが、なかなかそういかないのが予算の仕組みでありますので、そういった意味ではある程度必要かなというふうに思っております。なお、土木分は先ほどの1,160万円の内の740万円なんですが、これを世帯数で単純に割り返しますと一世帯当たり400円ほどになります。これは活性化交付金を入れた場合ですが、ですから分担金を平らになおしますと400円が分担をされているということになります。これを多いと見るか。少ないと見るか。先ほど松本議員がおっしゃったように、これをもってその区に入ったり入らなかったり、区の事業が多かったり少なかったりということに私はならないんではないかという気がします。したがいましてやっぱり区の状況を考えたときに、区費が常会費というものをこの部分でとらえるよりはまた違った角度で見直した方がよろしいじゃないかなというふうに思います。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) 私は岡谷に住んでいて、今から37、8年前にこちらへ来たんですが岡谷では年間区費が4,000円くらいなんですよね。それで他ではこの分担金はとっていないこともありまして、こういう金額かなと思ってるところもありますが、いわゆる諏訪、他のところ下諏訪もそうなんですが分担金をとってない、隣の南箕輪村もとっていないというようなこともお聞きをしております。これからは先ほども言いましたように、やっぱり研究する余地というのも出ていましたので、今も財源のことは非常にお聞きしてわかります。ですがこの研究する余地はあると思いますが、その辺はどのように考えて。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 道路にしても水路にしてもやはり誰かが受益を受けるってことだと思うんですよね。1、2を除いた道路について福与の道路を沢の人が活用するかというとほとんど活用しないわけでありまして、そういった意味合いである一定の例えば15%を分担金として福与の方からお支払いをいただくということが非合理だと不合理だということであれば、それは直していくべきだというふうに思います。私もそう思います。ですので、税金の使い方、かけ方としてどうなのかという議論はさせていただいて構わないというふうに思いますけど、町の全体に今までのその流れの中でいえば、ある程度分担金を払ってその上で自分たちの地域をつくり上げていこうということでありますのでこういった地域の中ではある程度やむを得ない選択なのかというふうに思います。私も年会費制限とかそういうところに住んでましたので確かに高いということはよくわかりますけども、この地域でみんなと一緒に暮らしていくというそういう選択をする以上はある程度の負担を皆さんでやっていくということはこれは自治の原則でありますので私はお願いをしてきたいというふうに思っております。それを分担金でするかどうかはこれは研究する材料だというふうに思います。
○木村議長 松本五郎議員
◆11番(松本議員) ぜひこれからの課題と思いますので研究をする余地もあるということをお願いをしまして私の質問を終わりにしたいと思います。
◆3番(荻原議員) やるというお気持ちがあるようですので来年はぜひともそれぞれいろんな知恵を出し合いながら、一番いい時期というかまた場所を含めてぜひお願いしたいと思っております。 子育て支援ということで子どもの予防接種に対する補助制度ということでお伺いしたいと思います。これ最初インフルエンザというような解釈があったんですけれども課長に聞いたら風しんも補助制度はないということなんで風しん、インフルエンザの予防接種これインフルエンザは13歳の子どもまでは2回行えばというようなことがなっているようでありましてこれ大体1回の予防接種が4,000円前後、すると5人家族だとそれだけで2万円くらいの費用になってしまいます。やっぱり町長も子育て支援には力を入れてるということのようですけれども、やはり予防接種に対する町としての助成というものは必要じゃないのかなとそうはいっても親の負担は子どもに対するですけど、そういったものっていうのはとても大事なことだというふうに思います。ですので、できることならば、せめて子どもに対してはいくらかの補助を出しいただければいいなというふうに思ってます。行政の中には中学3年生に対して受験のためのそういった予防接種に対する補助を出してるところもあるようですけども、少しでも親の負担を減らすと、そして子育て支援にも町として応援するよというように気持ちがあるならば考えていただけばと思いますけどもいかがでしょう。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 支援という問題の前提として、いわゆる定期予防接種と任意の予防接種との違いというものをご理解していただかないと単にお金の問題だけではない部分もありますので、その辺について担当課長の方から説明をさせていただいてその上でまたお答えをさせていただきたいと思います。
○木村議長 健康推進課長
◎柴宮健康推進課長 荻原議員さんのまず子どもに対するインフルエンザの予防接種の補助ということでお答えをさせていただきたいと思います。まず町が補助を行っている高齢者のインフルエンザについてでございますが、対象となっている方が65歳以上の方と60から65未満で一定の病気や障がいのある方に補助を行っております。こちらの方々はインフルエンザにかかると肺炎を起こすなど重症化して命にかかわるような危険性があるということで国の方でも接種を進めている定期の予防接種になっているからでございます。費用が4,500円の内個人負担は1,500円で受けていただいております。一方高齢者の今いったインフルエンザ以外の方々、これはお子さんも含めてでございますが、接種を受ける目的というものが肺炎の危険性は少ないということで主に予防目的で受けていらっしゃる方が主でいらっしゃいます。こういった方々につきましては、予防接種法につきましては個人で選択をして受けていただくという任意の予防接種とされておりますので、町としましてはそういった任意の予防接種につきましては積極的に補助を行って接種を進めているという状況ではございません。ただ、お子さんに関する定期の予防接種につきましては10種類ありまして中学生くらいまでに23回くらい受けていただくようになりますが、これらはすべて無料で接種を受けていただいております。費用的には1人あたり20万から25万くらいの補助に、町の負担になっております。風しんの予防接種についてでございますが、お子さん13歳くらいまでには、今すべて2回接種を受けていただいております。成人の予防接種ということですが、今40歳より上の方々というのはちょっと男性の方ですけれども、予防接種の機会がなかったということで国の方でも抗体検査をしてそれから予防接種を受けてくださいっていう推奨の仕方をしているわけでありますが、抗体検査につきましては来年度から国が2分の1県が2分の1で補助を行うことになりました。予防接種自体につきましては今のところ補助がないわけではありますが、町の方も実際補助は行っていないんですけれども、県内でも補助をしている市町村が16市町村ほどございますのでそういったところの補助の様子や、後、国の風しん対策の様子をちょっと見させていただきまして今後検討していきたいなと考えているところでございます。以上でございます。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 私の方からインフルエンザに限ってお話をさせていただきたいというふうに思うんですが、インフルエンザをどういうふうに考えるかということなんですが、このワクチンがいわゆる有効性とか安全性とか費用対効果という面から見て国が定期予防接種してなくて任意にしているというのは私はその有効性の問題なのか経費が非常にかかって、他のワクチンって一度予防すると抗体ができて終わりということですが、インフルエンザって毎年やらなきゃいけないんですよね。そういった経費面を想定して任意にしてあるのかって私はそういうことは承知をしておりませんが、考えるに経費の面が非常に大きいかなという問題もあります。任意を定期にして無料にした場合のことを考えますと大変多くの方に接種ってことになりますので、その辺の問題をどういうふうに考えるかということだと思います。町村によりましてはかなりのところがインフルエンザの予防接種に対して支援補助、これは全額補助を含めてありますので、当町においても全く実施をしないと決めつけるような問題でもないんじゃないかなという感じがいたします。今お聞きをしましたら去年の箕輪中学校3年生のインフルエンザ接種率って大体6割だというふうに数字をいただきまして、確たるもんはないんだと思いますのでくらいだというふうに思っていただければと思いますが、そういった状況の中で補助をすることによって少なくとも3年生だけは実施をした方が受験対策も含めてよろしいという判断なのか、インフルエンザのその有効性から見て打つべきでないという保護者の皆様もいるんだと思いますのでその辺をどう考えるかを少し検討させていただきたいというふうに思っております。こういったことを支援をすれば済むという問題だったら支援をすればいいと思うんですけど、ちょっとそれとは違った考慮を入れなきゃいけない問題かなとも思いますので時間をいただきたいというに思います。
○木村議長 荻原省三議員
◆3番(荻原議員) 町長が時間をいただきたいというのは大体やらないというふうになってくると思うんだけど、やっぱり大事なことだと思いますので全額じゃなくても例えば半額だとか、そういったことも考えられると思うんですよ。ですので子育て支援を頑張っているよというそういったやっぱ姿勢を見せることがとても大事だと思いますので、ぜひともそんなことを含めながらぜひお願いをしたいと思います。 それでは次の一般行政ということでお伺いしたいと思います。木下の公園墓地の管理についてということでお伺いします。木下の養泰寺の上、南保育園の東側に墓地公園があるわけであります。木下公園墓地という名称だそうです。これお聞きしたら平成15年くらいまでは管理組合があってそれを管理していたようですけど、今もう全く管理がされていないというような状況であそこ行ってちょっと見てこいというもので行ったんですが、確かに若干そういった面では管理されてないなというようなことで非常に保育園の東ということで保育園の子どもたちも、お墓で遊ぶ子どもたちもそんなにいないかもしれないんですけども、そういった面では若干管理が行き届いていないと。これは前回、中澤議員の方から大原の墓地公園のことでお話がありましたけれども、町長の答弁の中で町で管理の必要はあるというお答えをしております。当然ですね、墓地の管理というのは当然管理組合がするのが当然だと思うんですけれども、それが特になくなってしまった以上はやっぱりある程度町が指導をしてかなければならないと思うんですけども、この辺について町長はどのような考えを、またどのような指導をされていこうと思っておいでになりますか。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 公園墓地いくつかあるわけですけれども、中澤議員さんの方から松島の大原の公園墓地についてお尋ねがあって、その際に管理組合があるんだけれどもなかなか活動が行き届いていないというところもご説明させていただきました。考え方については変わっておりませんが、その後、大原の公園墓地についての動きもございますので、それらを踏まえて木下の公園墓地についても実施をしなければいけません。そういったことで住民環境課長のほうから現在取り組んでいる状況について説明をさせていただきます。
○木村議長 住民環境課長
◎小澤住民環境課長 それでは木下公園墓地の管理についてのご説明をしたいと思います。箕輪町の公園墓地条例に位置づけられた墓地につきましては全部で9施設ございまして管理組合が存在しない小規模の公園墓地もございますが、管理組合が活動が行われていない公園墓地、木下公園墓地と松島大原公園墓地の2施設でございます。6月定例会において中澤議員さんの方からのご質問により大原の墓地に限っての管理の関係についてご質問ありました。この松島大原公園墓地につきましては使用者を対象に今後の管理運営に係わる意向調査というものを行いまして郵送でお送りさせていただいて回答を求めるものでございます。現在回答を取りまとめている段階でございますが、今後は木下公園墓地につきましても同様に行っていきたいなというふうには考えております。木下公園墓地の管理組合については、議員さんから今ご質問があったとおり平成15年頃から活動停止状態となっておりまして、組合員の方から心配される声が町にも寄せられておりまして、当時の役員などに声を掛けるなどしてこれまで協議を重ねてまいりました。本年も先月までに何回か協議の申し出を行いましたが解決に至っておりません。そのためこの12月中には大原墓地公園と同様に利用者へ意向調査を行い、その意向やものに沿って、また関係者と協議して次の段階で進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。
○木村議長 荻原省三議員
◆3番(荻原議員) 当然これ管理組合がやるのは当然なことだと思います。ですので今後きちっと進めていただきたいと思います。ちなみに私は嶺頭院であそこにお墓ないんでちょっと付け加えさせていただきます。 次にながたの滑り止めについてということでお伺いしたいと思います。これはながたでの転倒事故という事例についての報告ってありますか。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 個別には承知しておりませんが以前はですね、確かにお風呂の中で転倒してけがをしたという事例はあったようでございます。
○木村議長 荻原省三議員
◆3番(荻原議員) 過去にはあったようであります。でもここ何年か前にあったみたいで、あったっていうのは大したことはなかったようですけれども、やはり滑ったというようなことでどうしてもお年寄りの方になると足が少し弱くなったりとか、そしてながたは非常につるつるしてるもんですから滑るというかやっぱりそういったことってあると思います。転倒事故という形で大したことなかったんでそういったことはなかったという話になりますけども、どうも中にはやはり滑ってるところ見たとか、そしてですね、やっぱりどうも何かしらその通路のところに歩くところに敷物があった方がいいんじゃないかという話はありました。自分もそういったあの話を聞いて大芝の方にも行ってみろということで大芝の方へも行ってまいりました。そしたら大芝中でもやっぱり転倒、大きな事故というじゃなくてあったようです。歩く1畳分ぐらいずっと引いてあります。やっぱりああいったことっていうのはとても大事かなと、そしてながたのお風呂いくお年寄りの皆さんたちもやっぱりそういった安全とかいうことってとても大事だと思いますので、ぜひとも、えらい金もかかるわけじゃないと思うんで歩くところの通路の1畳ぐらいのところを良いような形を取ってもらえればありがたいなと思いますけれどもどんなもんでしょうか。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 振興公社の方に状況についてお尋ねをしたところでございます。以前タイルに薬剤による表面処理をして滑らないようにしたってことがありますけども、なかなかこれは十分な効果が得られなかったということのようであります。それ以外、今マットというような話もありましたが、これお掃除をすればそれまでだと言われそうでありますが、マットの隅に髪の毛とかごみとかがたまってしまってカビの発生ということを考えると衛生面であまり進められないなというのが振興公社の話でありました。 それともう1点は高齢者の方の中にマットと床面との段差によって、かえってつまずき等が起きるという可能性もあるというようなお話もいただきました。これどちらがいいのか、大芝の例もいただきましたのでどういった手法がいいのか、再度検討させたいというふうに思います。何もしなくて注意喚起の中で十分対応できるというのが一番いいんですけども、そうもいかない場合にはまた考えさせていただきたいというふうに思います。
○木村議長 荻原省三議員
◆3番(荻原議員) 多分注意喚起で無理だと思います。実際滑ることには滑るんですよ。ですのでよっぽどそろそろ歩けという話はあるかもしれないが、やっぱり何かしらした方がいいと思いますので、ぜひ考えていただきたいと思います。 最後に中小企業への支援策の充実ということでお伺いしたいと思います。私の友人に小さな会社を一人で頑張ってるやつがいます。彼はですね、町の企業支援相談員のおかげで工場だとか資金とかいろんなそういった面では非常に助かったと感謝をしていました。ですが、彼が言うには人の確保というのは非常に難しいというふうに言っていました。やっぱり特殊な技術を持ったりとかって話になってくるとなかなかないんだそうです。当然人材派遣会社の方にもそういったことでお願いをしてやってるというようではありますけれども、なかなか見つからない、人材派遣会社の方も諏訪、岡谷、そして松本エリアくらいまでそういったあの話を持ってるというか捜してみてくれてるようです。しかしやっぱりこれ人の問題っていうのは非常に大事だとというふうに思っています。政府の方でも人材の確保ということで外国人の投入とかいろんなやってるようですけれども、この今現在3人で相談員の方々が一生懸命頑張っておられるんですけれども、この町が、箕輪は製造の町だという自負があるわけでありますけれどもそういった面ではこの3人の他にその人材を特に発掘とするというか、そういったスタッフが必要じゃないのかなと日本じゅうどこでもを皆そんなようなことで困ってるようですけども、やっぱりそういった中で町としてもやっぱり1歩踏み出すということは、そういった専門スタッフっていうのも必要じゃないのかなというふうに思っています。彼が言うには人の確保できなくて会社をやめざるを得なくなるとかそういった事例もあるようです。ですのでこの3人でっていうのはもちろんあるかもしれませんけれども、この人材を確保する専門スタッフみたいな形をとることも大事じゃないのかなというふうに思いますけれども町長のお考えをお聞かせください。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 中小企業の皆さんに対する支援策の中で人材確保というのも確かに重要なポイントの一つというふうに思います。全国的な課題でして人手不足の問題は少子化高齢化に伴ってもうどうにもならない課題の一つと言ってもいいくらいの課題でございます。業種別に見れば情報サービスとか運送とか建設とかそういったところが非常に人手不足を一番最たるものでありますけれども、箕輪町の場合、やはりものづくり製造業について多くの皆さんからそういったお声をいただいております。現在、工業ビジョンを策定をしておりますけれども、その際の企業に対するアンケートの中でも64%の事業所の皆さんから不足をしている、感じていると、中でも技術職という技能職の不足が顕著だと、深刻化してるといったお話をいただいております。これにつきましては県の方で大変大きな施策をうつということも聞いております。しあわせ信州UIJターン就業補助金っていうようなのもありますし、国をあげて来年度は地方創生に絡めまして移住定住対策の中でUターン、Iターンによりまして創業や就業する意味での受け入れということで非常に多額のお金を入れるいうことも出てまいりますので、そういったことは私ども町も応援する方向に持ってきたいというふうに考えております。伊那の管内1.78倍が有効求人倍率でありますので探しても求職をしてもなかなか人が集まらないとの実態であります。ですのでそういった意味で今支援員をというお話がありました。今まで3人の支援員さんにそれぞれの立場から応援していただいておりまして企業相談の中にはそういったものも入ってますので企業相談員の中からはそういったものも必要だということはいただいておるんですが町として専門の雇用スタッフを入れるかどうかについては、今のところ検討の遡上に上がっておりません。それは企業相談員中からもこの現状の中で、郡内の中で人手を探すということもかなり難しいということもあります。それと職安等で実施をして、こちらに出向いてまで求人をしている部分もありまして、そういったことも踏まえながらやっていくと町のレベルでそうしたとしたことが効果が上がるかどうかということもありますので、企業相談員の側から見ても消極的なご意見をいただいております。それより何よりAIとかIoTを使って業務を効率化をしたり同業種間で業務提携をしてより効率的な生産性を上げるような手法をとったりOB人材を活用するというような手法を企業相談員の中で教えてマッチングをするようなことを考えていきたいというのが今いただいている考え方であります。そういったことを考えますと独立をして雇用に係わる相談員を入れていくというところまでは今のところ考えておりません。工業ビジョンがこれから策定に何になりますので、そういった中で企業振興審議会のご意見をいただきながらそういった状況であるのかどうか検討させたかということになるかというふうに思います。
○木村議長 荻原省三議員
◆3番(荻原議員) こういった人というのは、やっぱり小さい会社ではその人材の育成ってなかなか難しいし、やっぱり人って一番大事なことなのでやはりそれぞれ大変だと思いますけど、ぜひいろいろな面でぜひ若い中小企業の頑張っている人にとって素晴らしい町で提言であってほしいと思いますが、ぜひよろしくお願いいたします。以上をもって自分の質問を終わりにいたします。
○木村議長 これで3番 荻原省三議員の質問は終わりました。 次の質問者を指名いたします。13番 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) 多くの町民の皆さんの支持を受けまして第2期白鳥町政が選出をしたということで大変おめでとうございます。本日は第2期白鳥町政にお願いしたいこと、それから男女共同参画推進に関すること、箕輪ダム周辺の植栽の管理に関すること、ほか2件を質問をさせていただきます。まず第2期白鳥町政の船出にあたってということでございます。今まで普段はああやれ、こうやれっていういうようなことばかりお願いをしてきましたけども、今日はあまり目先の評価にとらわれないで10年後、20年後に評価を受けるように、ぜひそういうことに基づいた町政を目指すというようなことを話をさせていただきたいというふうに思います。下原議員の質問の中でも基本政策集は大変立派だというお話がございました。全くそのとおりだと思います。全分野を網羅されて、そしてまた人口減少社会への挑戦、希望の持てるまちづくり、あるいは町民の安心安全、豊かで生活しやすいまちづくり、ぜひそのとおり達成されることを願いたいということでございます。しかしながら政策が立派ということとそれを実現するためにはやっぱり確かなる財政計画に基づいたそれに裏打ちされた行政運営をなさられることがまず大事じゃないかと思います。1期目を拝見させていただいて大変手堅い運営をされております。私の心配が杞憂かもしれませんが、あえて2期目の始まりということで申し上げさせていただきたいと思います。 人口の減少あるいは高齢化の進展がもたらすそういった影響が大きいというのもそのとおりでございまして、町長もよくお話をされている、そういうことでございます。当然働く人口が減る、あるいは産業、あるいは商業、そういったものが減るという中で税収減が起きてきます。また高齢化による医療や介護の費用が非常に増大するということもみんなに言われてることです。それからこの辺でいいますと、この辺でといいますか先ほど水道事業法が改正されたというようなことで全国的課題なのかもしれませんが、大きな問題として水道が更新期を迎えて非常に大変お金がかかるようなことがいっぱい目白押しで控えているというふうに思います。現在の財政計画がそういったことをシビアに見込んでいるのかということが大変心配でございます。高岡市の財政がおかしくなったというようなお話もつい1年前まで議会にすらそういう状況にあるというようなことはなかなか知らされていなかったようでございますし、破綻というのはあるとき突然こう知らされるというようなことが出てくる。箕輪町の場合そういうことはないとは思いますけれども、やはりしっかりした財政計画を持っていただきたいというふうに思います。それから不要不急な事務事業の見直しをぜひもっと進めていただきたい。これは1期目でも大変そういったことに取り組まれたというのは見せていただきました。しかしながら役割を終えたもの、効果の出ないもの、本当に必要かどうか疑問なもの、まだまだあろうかと思います。これらについてはやっぱりシビアに見直しをして財源確保の一助にしていくべきだというふうに私は思います。それから事業のコストと利用者負担の見直しも進めていただきたい。事業コストと利用者負担ということですが大変ばらつきがあります。これは例えばの話なんですが、例えば、ながた温泉は利用料収入で基本的には賄われております。それに対しまして自然公園なんかではやはりあの利用料収入では賄えていないわけです。そうするとある意味で見るとあの温泉収入でながた公園の利用を賄っているような、あるいは税金の投入でながた公園の利用を賄っているような面があるわけであります。また、中央高速バスの駐車場でございますが、これ利用者負担ゼロで運営されておりますので、税金で運営されているということになります。ところがこういったものも利用者が偏ってるといいますか、町民全員が利用するわけではございません。周辺市町村では利用料収入を、利用料を徴収しておりますので南箕輪や伊那や辰野から箕輪のバス停を利用するというようなことも出ていることは事実であります。そういったこれ一例で挙げただけでございます。他にも例えば、大変受けるベネフィットに対していわゆるそこに参加する人の負担金といいますか、そういったものが安いものもあったり高いものもあったりすることは事実でございます。そういった事業コストに比べて利用者負担の低いもの高いものの精査をしていただきたい。できるだけそのバランスのとれた利用者負担を求めていっていただきたい。そういう中でやはり財源の確保の一助にしていっていただきたいというふうに思います。そこで今申し上げまして1点目としましては現在の財政計画は本当に大丈夫なのかということであります。本当に収入見通しはちょっときつ目に見積もって出てくお金はちょっと多目に見積もるというような精査をしていっていただきたいということについての所見。それから不用なといいますか、そういった事業の見直しを進めることについての所見。またもう一つ、事業コストと利用者負担の関係を見直す、そして事業間格差をなくして公平化を図って財源確保にあてるそういったことについてこの3点についてまず所見をお伺いいたします。
○木村議長 答弁を求めます。町長
◎白鳥町長 様々な観点から財政計画について財政の健全性という意味でお尋ねをいただきました。確かに富山県の高岡市の例は私もびっくりをしましたけれども、そういった名前を挙げていいかどうか分かりませんが、銚子市とか日光市とかいろんなところでそういった報道をされてるのも事実でありますので、市町村段階における財政の健全化にいかに取り組むかっていうのは大変重要であります。私たちの町の場合いわゆる財政シミュレーションを正式に行ってるのは3年から5年に1度という感じになっておりまして、平成27年度に第5次振興計画を策定するに当たって10年間の財政シミュレーションをとりました。毎年度予算編成時にはそれほど精査をするわけでありませんけれども、財政見通しを確認をしたり、実施計画の中でも先の3年間については一応のものをしておりますので将来的なことを見込みながらシミュレーションを持ってるというふうに考えておりまして、今のところの決算状況等財政シミュレーションを比較をしますと、見通しを想定を大きく超えるような状況には決算がございません。したがいまして、今のところの地方債残高や実質公債費比率は今後課題はありますけれども大きな問題になるというふうには思っておりません。国の施策だとか経済状況にもよりますし、投資的な経費をどこでどのくらい入れるかということもありますけれども、33年から37年が振興計画の後期年度に入りますので来年再来年の段階でもう一度シミュレーションをしたいというふうに、正確なシミュレーションをかけて見ていきたいというふうに考えております。例えば、実質公債費比率ですがご案内のように平成29年度は10.1となりまして前年度よりポイントが上がってしまいました。でこれについてはいろんな意見もありますし、今後その木下保育園の建設など大型公共事業を抱えておりまして31年度以降12から13%台で推移することが考えられますが、これはある意味やむを得ないというふうに思っております。参考的には概算のベースで申し上げますと、木下保育園を約10億円の借り入れ、町体や武道館の改修に6億円の借入れをしたときに考えられますが、償還金のピークは平成34年の10億7,000万くらいになりましてこれが通年ベースよりおよそ1億4、5千万多くなります。そうしますと実質公債費比率は12%から13%に上がってまいります。計算上そうなるということでありまして、こういった状況にはありますけれども今申し上げた二つのハードもやりながらできるだけ抑えていきたいというふうにも考えております。現時点で県から許可制を引かれたり、指導を受けるような状況にはならないというに考えております。 次に不要不急な事務事業の見直しというものをいただきました。これは当たり前のことでありまして、予算の段階、願わくは決算の段階でどんな事業が効果があがらなかった等々議論をするということになるというふうに思いますが、2点、3点だけ申し上げたいというふうに思います。一つは地方創生を進める中で人口増対策として進めてる事業がございます。2年、3年ほど実証してまいりましたけれども費用対効果といった面からそれほど効果が上がらないという事業も散見されます。しかしこれをやらなきゃいけなくて、やっているというもんですからそれをどういうふうに今後事業化していくかについては事業見直しが必要だというふうに思っております。 もう一つ、効率性があるかどうかということなんですが、例えばその物品の配布などをして周知をするって事業があちこちでありますけれどもそれが本当に効果があったかどうかということも見極めないと単に金額が低い物品だからいいというようなことではやはり済まないというふうに思いますので、その点については切り込みが必要だというふうに思っております。それとこれも課題なんですが、補助事業等を受け入れて事業をするんだけれども、例えば、町内で1件か2件しかないような事業ってあるんですよね。これは必要性は確かにあるんですけれども、そういった事業をかなりの人件費をかけてやっていくことが必要かどうかってことも考えなきゃいけないというふうに思っております。事業をすることが悪いわけではないんですが、そういったことも必要だというふうに思います。またイベントなんですけども、ややイベント過多になっておりまして、イベントに係る経費それとそれに係わる人件費等を考えたときにイベントも毎年やるんではなくて、2年に1度とかそういったことも少し考えていかないと課題が大きいなというふうに思います。 もう一つはこれなかなかできないんですが、特に福祉系についてできないんですけれども個人規定給付なるものであります。それ以外も含めて確かに事業を不要不急だということとか効果が余り上がらないと言って減額措置をすることは可能なんですけど、これは間違いなく痛みが伴います。受益者に痛みが伴いますので、しかしどこかに財源を振り分けなければいけないというに考えたときに、これは批判を浴びても実施をするというようなことをしていかなきゃいけないというふうに思っております。 次にコストというお話をいただきました。ながた温泉や自然公園や高速バス停というような具体的にはお話をいただいたわけでありますが、コストに沿った適正な負担を受益者からいただいていく、またコストを下げる工夫をするというのは当然必要であります。歳入の中で税で、町税でいただくもののほかに手数料とか利用料とか事業をしたときの受益者負担金というのものはこれ収入の一部なんですね。収入の一部として確保していく必要がありますので、そういったことがその公平なのか公正なのかということももちろん考えなきゃいけないというふうに思っております。自主財源の一つだという考えないと、コストの面は間違いを起こすというふうに思いますので、その辺についてはご指摘のとおりだというふうに思っております。ただ、かなり難しいところは特定のサービスを受けるのに確かに受益者と非受益者の間に大きな差があることは間違いないんだけれども、それには町がやっていることですので当然公益性がある事業をやってるということでありまして、その公益性のある事業がお金で積算できない部分が相当あるんだというふうに思います。ですので何であの人のやってる事業にだけお金をかけるんだと言われてもそれによって全体としての公益性といいますか、が高まるということになればそれは税をかけても致し方無い部分だと思いますので、その辺について考えていきたいというふうに思っております。最後に高速バスのお話をいただきましたけれども確かに無料化を続けていっていいのかってことはあるんですけれども無料化でなく有料化にすると町の持ち出しが大きくなるということになる場合をどうやって考えるかなというふうに思うんです。今のバス停は4箇所に分かれていて、あれを全て有料化をしようとしてもしてもできないというふうに思いますけどそうなった時にはとめるバス停の数がまず減る、有料化すると減少する。有料化をすると町では必要な経費をかけなきゃいけないのでお金がかかる、無料化でずっと続けていると賃借料だけ払っていれば初期投資ある程度すれば済むとそういったときに公平性っていうのは必要なんだけども、そのために税をかけていくということが本当にいいのかどうか、そんなところを天秤にかけないと答えが出ないんではないかなということを強く感じてます。ただコストの面はおっしゃったように最近コストを抜きにした議論が非常に多くて最たるものは保育料ですけども、本来受益者負担をとるべきだと私は思っていましたけど国の政策でああいったことになりました。来年以降無償化ということになるわけですけども、本当にそれが公正なのか公平なのかということも考えていかなければいけないというふうに思っております。
○木村議長 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) いずれにしろ行政サービスの低下につながったり、町民負担の増大、そういったことについては批判もあっていわゆるしぼむ時代の行政運営というのは大変、本当に大変だと思いますが、批判は承知で取り組むという姿勢を示していただきましたんで、ぜひ頑張ってやっていただきたいというふうに思います。 次に女性活躍推進アクションプランについてお尋ねをいたします。平成17年の8月に女性活躍井戸端会議が立ち上がりましてそれから本年の3月に、女性活躍推進プランが策定されたということであります。これにつきましては「ママの休日プロジェクト」というのから「じいちゃんばあちゃんもう一肌脱ぐじゃん会プロジェクト」というのまで6つのプランが示されております。イクメン、イクボス・温かボスとかそういったものについての取り組みについては、みのわの実やら新聞報道などで若干伝わってきているところですが、その他のものについてはなかなか見えない点がございます。そこで女性活躍推進アクションプランの取り組みの状況等課題についてお尋ねをいたしたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 このアクションプランの肝になっている部分は女性井戸端会議で提案をして、こちらがアクションプランとして決定したものを誰が実施をするかといったときに女性井戸端会議が実施をするということであります。ですので彼ら彼女たちがそういった形で運営をしていくということが前提にありますので、6項目ありますけれども全てすぐにできるというもんではないというふうに思っております。今年は3本、3つの取り組みを今現在進めておりまして一つは広がりイクメンの輪でありますけれども、イクメンの輪については広報誌の中でも出させていただきました。これからのイクメンフォトコンテストだとかイクメン手帳というようなもの発行してまいります。もう一つはママの休日プロジェクトにつきましては男性の家庭での暮らし方、接し方育児への参画というようなことを考えておりまして、イクメンセミナーというものを3回実施をする予定、今一つは終わりましたけれども、例えばピザづくりについては親子20何組の方が来ていただいて大変盛況だったようでありますが、そういったことを実施をしてるとこであります。イクボス、温かボスについては同様で、先ほど釜屋議員さんからお尋ねにお答えをしたとおりでありまして、基本的な順調に進んでるというふうに思いますけれども課題はやはり世代間の交流ができるかとか高齢者の力をお借りをして地域活動につなげていきたいというようなこと。それとこういったアクションプランの中から地域の中に女性が入ってきていただきたい、そんなことを仕向けていかなければいけないというふうに考えております。
○木村議長 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) イクメンにつきましては家庭内のことで今の若い夫婦の間ではかなり進んでいるんじゃないかなというふうに思います。今町長もおっしゃられたような地域への発信といいますか、取り組みがなかなかいまいちの状況なのかと思いますので積極的に促進をお願いしたいということを申し上げまして次のジェンダー教育についてお尋ねをいたします。 ジェンダーということで社会的、文化的につくられた男女の差ということだそうでございます。ジェンダーフリーというのはそうした社会的文化的につくられた性差、これにとらわれずに平等に自由に行動生活するということのようでございます。またそういった思想に基づいてジェンダーフリー教育というのが言われております。ここでは時間の関係で申し上げませんが、その中で行き過ぎたジェンダーフリー教育に対する弊害を指摘する声も聞かれるところであります。子どもの人格形成への影響やら、あるいは母性父性の喪失、あるいは結婚離れの上昇というようなことを危惧される声も聞かれるところでございます。男女共同参画計画の中では基本理念の(2)の中にジェンダーと似た理念が謳われております。性別による固定的な役割分担意識から生じた社会における制度または慣行を改善するとともに、これらの制度または慣行が男女の社会における活動の選択に対して影響を及ぼすことのないよう配慮されることというふうに謳っております。また基本施策の中ではこうした取り組みを学校教育の中で取り組むんだと男女共同参画に関する取り組みを学校教育の中で確保するんだというようなことが謳われております。そこで質問でございます。教育長さんはジェンダーフリー教育についてどのようなお考えを持っているのか。そして、現在小中学校でどのような取り組みがなされているのかお尋ねをいたします。
○木村議長 答弁を求めます。教育長
◎唐澤教育長 大変難しいご質問をいただきました。政府の内閣府の男女共同参画局がこのジェンダーフリーについてこんな解釈をしております。ジェンダーと言う言葉とジェンダーフリーっていう今二つ言ったんですけども、よく教育ではジェンダーフリー教育ってことをよく言いますのでそういう意味でいくとジェンダーっていういわゆる男女のことの幅がその間隔をどういうふうにするかってことでフリーっていうのは自由っていうことですよね。今、議員さん言われたようにこの男女共同参画基本計画の中で2005年になりますけども閣議決定された中にこのような一文がございます。ジェンダーの視点の用語の補足説明の中で「ジェンダーフリーという言葉を使用して性差を否定したり男らしさ、女らしさや男女の区別をなくして人間の中性化を目指すこと、また家族やひな祭り等の伝統文化を否定することは国民が求める男女共同参画社会とは異なる」とここにうたわれていて、この後ずっと政府の方はこの後ずっと現在までですけどもジェンダーフリーっちゅうことは公式には余り使うなとこれは各市町村県も含めて通達が出ています。やっぱりジェンダーフリーというと、今議員さん言われたように男らしさ女らしさだけではなくていわゆる母体として男女が別々ですので性差を認めていく、その上で学校現場はどっちかっていうとジェンダーっていうよりも、学校現場で行われていることは人権教育、男も女もない人間としてという教育を今進めています。ですので学校現場ではジェンダー教育云々ということは使われておりません。具体的に学校現場でどのような形に進んでいるかってことですけれども、昔と違って今名簿は男女混合名簿になっています。それから家庭科も男子が履修をいたします。技術科も女子が履修をいたします。これは中学校の部活動でいうと何年も前は違ってたんですけども今サッカー部や野球部に女子が入ってきているそういう中学もございます。マネージャーとかそういうことじゃなくて入ってきてる子もいますので、先ほど話が出たようにいわゆる完全に男女まったく同じだよと、ジェンダーフリーの進めていくいわゆる危険な部分、指摘される分はいわゆる男女の別々で区別ですよね。区別が差別みたいな。そうではないんだと。お互いを認めた上のそういった意味で人権教育そういったこと、それからいわゆる異性に対する中学生は特に中学生になると思春期になりますので異性に対する恥じらいの感覚とかそれがフリーになりますのでなくなっていくそういう心配も指摘している心理学者等がおります。ですのでジェンダーフリー教育というよりは人権教育って形で学校現場ではとらえて実践をしてるとこでございます。以上です。
○木村議長 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) 私も男女は人間的に平等であるというようなことや社会生活で対等に参加し、責任を持って社会を形成するというようなことは大切だと思いますし、また女性は尊敬する存在であると思っております。今教育長が言われたようないわゆるジェンダー教育じゃなくて人権教育を進めていかれるんだということのようでございます。ぜひその方向でお願いをしたいと思います。 次に3番目に箕輪ダム周辺の景観についてお尋ねをいたします。イベント広場周辺の植栽木の管理についてでございます。もみじ湖の現況お尋ねをしますと、今年モミジを見に来た観光客の方が4万人を超えたそうでございます。箕輪町ではやはり最大の観光スポットの一つに育ってきているんじゃないのかと、そして秋には夢まつりやらライトアップやらウォーキングなど、多彩なイベントをなされるということで大変良いことだというふうに思っております。もみじ湖の原点を考えますとダムが完成をいたしましてですね、旧住民の方が長岡新田を離れた、そういう30数年前旧長岡新田の住民の戸田七郎さんがもみじの苗木1万6,000本を寄附したことに始まるようでございます。その苗木を旧長岡新田の住民の方、あるいは大勢の町民のボランティアの方、あるいは県の関係者、町の関係者など皆さんのお力で植栽をし、守って今日まで来たというものが大きく育って今日の景観が形成されたということでございます。実はもみじと一緒にイワヤマツツジ、しだれ栗この時一緒に植林をされております。同じく戸田七郎さんからイワヤマツツジとしだれ栗の苗が数100本寄附されたものでございます。戸田七郎さんはご存じの方も多いかと思いますが梅や栗などの新しい苗、新種の開発に多く取り組んだ方でございます。伊那豊後の梅は代表作だと思います。そしてつくられた新種の苗は皇室にも献上されて皇居の御苑に植えられているというようなことでございます。また箕輪ダムのところばかりでなく、辰野町から宮田に至る公園だとか美術館だとかそういったところにも寄贈されておりまして、立派なイワヤマが咲いていたり、モミジが茂っていたりするそうでございます。この一緒に植栽をされたイワヤマツツジとしだれ栗、これがイベント広場の周辺の原籍山っていう所に植えられていたようなんですが、私も実際にそこを見せていただいたんですが自然発生の松や唐松が生育して高木となって景観がまずいと、あるいは成長阻害するというような中で3年ほど前守屋山麓保全会の役員の方々が町長室に出向かれてこれを何とかしたらどうかという提案をされたそうでございます。それに基づきまして昨年の夏に伐採作業がなされた。ところがこの伐採作業の中で植林をしたしだれ栗のもう8割近く78本が伐採をされてしまったということであります。寄附したしだれ栗につきましては辰野町のしだれ栗公園から穂をもらい受けて、接ぎ木をして、その接ぎ木から出たその穂になった実を巻いて、いわゆる実生っていうんですか、これを発生させて苗木を育てたということで100粒まいても1粒か2粒くらいしか実生にないというようなもので、またそれが苗から植えられる状態までに育つには結構な年数がかかるそうで10年近くかけて育てた苗だそうでございます。そこでイワヤマツツジの景観を邪魔する唐松の伐採を申し入れたことから始まったというふうに理解しているんですが、イワヤマとともに景観づくりのために寄附したしだれ栗がなぜ切られてしまったのか切ってしまったのか、発注から伐採に至る経緯についてまず一つお尋ねをしたい。また発注は町で行っておりますので、発注者としての町の責任をどうお考えになるのか。また寄附者である戸田七郎氏のご子息あるいは守屋山麓保全会では1年の経緯に係わる説明を町に要求したようでございますが、なかなか理解できる回答を得られなかったということでございます。本件のようなこういう事案につきましては寄附者からの情報開示請求については誠実に対応すべきと思うんですが、町長の所見をお伺いいたします。以上3点でございます。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 この経過、また発注者としての考え方、また情報の開示というような話をいただきました。本件につきましては非常に様々な経緯もございます。合わせて今お尋ねにはありませんでしたけれども、ダム周辺の除草作業の経過と非常に係わりのあるお話でございまして詳細なコメントは差し控えたいというふうにも思っておりますが、ご質問でございますので応え得る範囲でさせていただきたいというふうに思います。イベント広場周辺の冒険の丘にあるイワヤマツツジの生育が周辺の自生した松などによりまして影響を受けるので伐採した方がいいのではないかという提案がされ、私もそういったところを確認もしましたし、それを踏まえて予算計上して伐採をしたというのが事実でございます。町長室でそういったお話があったかと言われると定かでないのもあるんですけども、そういったお話をいただいたことは事実であります。伐採のその後については当時のイワヤマツツジを植栽をしました、仮にAさんというふうにしますけれども、Aさんに依頼をして作業者もAさんが選んで依頼をしたというのもご報告をいただいております。また、事業費の積算はこれは基本的に見積りということになりますので見積もり業者によりまして一般的な概算見積りを通常の伐採を取れますのでそういった型式で、手法で1本1本を何を切るかということではなくて、どのくらい切れば目的達成できるかというような形で見積りとったものでありますのでそういった中で起きたことだというふうに思います。その中で今ご質問のようにイワヤマツツジの景観を保持、保全するために行った中でしだれ栗と言われるものをどう考えていたかについては定かでありません。というよりもしだれ栗も含めて伐採をすると考えていたと言った方が実は正解なのかもしれません。その辺はAさんという方にお願いをして伐採しましたので、私どもではそこまで指示をしてやったわけでありませんので不明の点が多いというふうに言えます。結果的に景観の影響を与えるしだれ栗を伐採してしまったということは事実になってしまいましたので慎重な対応が必要だったといえばそのとおりかというふうに私自身も思っております。そういう意味で発注者としての責任と、責任といいますか、責任云々は何とも言えないんですけども、もとより慎重な対応が必要だったかと思いますが、基本的にああいった形の伐採っていうのは通常の行為の中ではああいう手法でやるのが普通でありますので、そんなに課題の大きい支障だったというふうに思っておりません。なおその情報開示という話をいただきましたけれども、打ち合わせの中で会議録を見せてほしい旨の依頼があったということでありますが、会議録を作成をしていないっていうような理由で断ったようであります。文書として存在してるものは当然のことながら情報公開請求があればそれはもう開示をしていきます。開示の可能な箇所ということであればそれは公開できる範囲でありますので議論の中で開示しろというのはこれちょっと筋が違うというふうに思いますので、そんなつもりで先方の方がおっしゃったのではないというふうに思いますけれどもお話の中でそんな話もお聞きをしました。会議録そのものを話し合いの中でお見せをするというのはあまり例のない話でありますし、こういったトラブルになってるものでありますので、それはなかなか難しいんではないかというふうに思います。条例に基づいて請求されれば当然私も町として公開をしていくというふうになるかと思います。
○木村議長 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) 実は私のところには町の建設管理係からのFAXの回答が拝見をさせていただいております。この中では町では作業者にイワヤマツツジの景観阻害物の伐採を依頼しただけだと、切る木は今町長の言われるようにA氏という人が選んだという全く今の町長の答弁のとおりの回答であります。これファクシミリで回答を担当者の名前でされておるわけですけれども今日議場で町長が答弁されたということは町長も承知の上の回答であったというふうにみなしていいのかなというふうに思いますけれども、ただ少なくもこのFAXの回答をいただいた段階というのは担当者と回答なんですね。そういう中で事実は今認めていただいたように切られたことは事実だし、発注者も町である。そういったことに対して、もうAさんが受けてAさんが勝手に決めたことですよというのはちょっと不幸過ぎると私は思います。こういう不幸な伐採が生じたわけですが、少なくも発注者としてなんらかの責任といいますか、そういったものを感じて欲しいなというふうに思います。こうしたことが起きて1年になろうかと思いますけれども、もともとの思いっていうのは長いの中で風化をしちゃってて特に役場の職員側には引き継がれていっていないんではないのかなということが思います。そういう自分たちがそこに住んだ証とかそういう場所を離れるにあたって残していきたい、だからそういうことが危惧された当初というのは多分かなり強く残っていたんだと思うんですけれども、なかなか時代も変わっておそらくそんな時代のときの職員の方々は誰もいなくなっちゃってるような状況の中で起きてきてる一つの原因であろうと私は思います。いずれにしましてももう一度そういう古い経過をやっぱりみんなが認識をしていただいて少なくもそうした経過のある木ですので切ったりするようなときには関係者に一声かけるというような対応をぜひお願いをしたいというふうに思います。これはそういうことでお願いです。もう一つあそこの景観作成という中でですけれども、秋のモミジが一定の評価がされて先ほど申しましたように4万人も人が来るような場所になってるわけです。ですが春あそこへ行こうというような話はなかなかでてきません。そういう中で保全しようとするようなイワヤマツツジがあるのであれば私はこの際もっと広い一帯にイワヤマを植えまして少なくも伊那谷でイワヤマツツジ見に行くならもみじ湖だというようなふうに育てていったらどうかなというふうに思います。そういう南信随一イワヤマツツジの景観名所にしていくというようなこと、それから先ほど言いましたようにもともとの原点の思いをぜひ役場の中でも継承していっていただきたいというようなことについての町長の所見をお尋ねしたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 今のお話については承りました。ただそう言っといて反論するわけでは全くないんですけど、この問題はそうはいっても今の1事象だけで語れる問題でないってことも議員さんにはよく理解をしていただきたいと私はやっぱり思います。その上で地域の景観の保全、自然の保全というものを今後どうしてくかということを考えたときに確かに近所の皆さんにこちらに出て来ていただいて初めてできたダム、またダム周辺でありますので、そういったことが重要でありますが、その辺について将来的に考えていかなければいけない部分があるかなというふうに思います。継承伝承すべきものをされていないというのは確かにそうかもしれません。したがいまして、その辺について皆さんで特に次の世代、第二世代に入りましたので、第二世代の皆さんにどのくらい継承されてるかもよく分かりませんけれども、そういったことも踏まえてやっていきたいというふうに思っております。あそこのダム周辺を考えたときに確かに秋の一時期、1ヶ月だけではなくて他のときもあそこの登っていただくような方策って必要なんで、そういう意味ではイワヤマツツジをもう少し皆さんの見れるような内容にするって必要だというふうにも思います。これからあそこに小水力ができたり、いろんな形で今ダムについてはかなり皆さんの興味の的でもありますので箕輪ダムもそういった1役を担えるというふうに思っております。ご指摘の点は順を踏まえて、イワヤマツツジが箕輪町の中では大変重要な木であり、花でありますのでそんなことも参考にさせていただきたいというふうに思います。
○木村議長 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) ぜひよろしくお願いをしたいというふうに思います。 次に道の駅についてお尋ねをしたいと思います。この点につきましては前段で大槻議員、荻原議員から質問がありましたので運営主体のその後の検討状況や、あるいはにこりこ、たべりこの運営等につきましては控えさせていただきまして一つお願いしておきたいのはにこりこやたべりこで働いている従業員の方々への対応でございます。今回いずれにしろその32年の3月ですか、新施設が仮にリニューアルオープンするときにどうなるかという問題、非常にまだ不安を抱えながら働いていることは事実であります。例えばお辞めいただくというようなことになるとしたら、これ事業主都合による失職ということになってくるわけであります。そういう中でやはり不安を抱えながら上司といいますか上の方々に聞いてもそれぞれどなたに聞いてもよくわからんという返答しか返ってこないということでなげいておられるというのは事実であります。そこでですね、いつどういうふうに従業員の方々の身分をどうやって行くのか、再雇用の対象にするのかとか、いろいろあろうかと思いますが、とにかく従業員が抱える不安に対してやっぱり事業主としての説明責任といいますかそういうものをぜひ果たすというか考えていっていていただきたいというふうに思います。その点について町長の所見をお伺いいたします。町長
○木村議長 町長
◎白鳥町長 従業員の皆さん、私、振興公社の社長の立場と言う意味で申し上げますけれども、不安を抱えているということであれば大変申し上げないなというふうに思います。確かに方向性が定まらないもんですから、いつどうなるかということが分からなくてそれぞれお立場の方がそれぞれの答えをしてるんだというふうに思いますので、そういった意味では統一をしていきたいというふうに思います。従業員の皆さんもいろんな雇用のされ方がありまして、正社員からアルバイトもいろんなパターンがあるもんですから、そのそれぞれの皆さんが自分の持ち場持ち場で不安を抱えてるんだというふうに思います。そういう意味で31年度のものについては継続実施をする場所についてはするしない場所についてはやめるということを今の段階から申し上げてありますので、改めて指示をさせていただきます。32年度以降の問題についてはできるだけ早い段階で継続になるのかならないのかいうふうにはっきりして説明させていただきたいというふうに思います。丁寧な対応に心がけたいというに思います。
○木村議長 中澤清明議員
◆13番(中澤議員) ぜひお願いいたします。 次のながた温泉周辺施設利用者の交通安全ということでございます。実はこの問題につきましては質問を通告をいたしましたらすでに対応が済んでおりましたんでありがとうございますっていうふうな形になってしまいましたけれども一応その経過だけお話をさせていただきたいというに思います。ながたドームとながた温泉の利用者が帰って来る道とマレットゴルフ場、それからながた荘を利用された方が帰りなんですけど帰ってくる道の合流点のお話でございます。要はながた温泉からの出口に今一旦停止の表示がないので大変危険だという声で今まで過去に何度もいろんな形でお願いをしたけれどもちっとも直らないと、ぜひ何とかしてくれんかというお話でしたんで、あえて議会で質問をするというようなことで通告をさせていただきました。ただ、それと同時に、同時にというか安全協会じゃない安協の事務局等には何とかしろよというお話もさせていただいたところでございます。なぜかお願いをしたときにはすぐにというようなお話をちょっとなかったんですが、通告をして後でお風呂にいってみますと設置をされていました。ぜひ今回のような早い対応をお願いをしたいと。ぜひ今回感謝を申し上げてこの質問につきましてはとにかく答弁要りませんのでどうもありがとうございました。以上で私の質問は終わらせていただきます。ありございました。
○木村議長 これで13番 中澤清明議員の質問は終わりました。本日の一般質問は終わりました。 お諮りいたします。本日の会議はこれで延会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議ありませんのでそのように決定をいたしました。本日の会議はこれにて延会といたします。ご苦労さまでございました。[一同「ご苦労さまでした。」] 午後4時42分 延会...